きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
ローマ・チボリ公園 '99夏 |
1999.10.4(月)
日本ペンクラブ電子メディア対応研究会に行ってきました。主たる議題は、電子書籍における著作権について。いやあ、考えれば考えるほど難しい問題がある、というのが判りました。特にインターネット上での著作権保護は相当難しいことになりますね。著作物の二次使用、三次使用まで視野に入れたら、絶望的です。
インターネットであろうが紙の本であろうが、著作権という権利そのものが無くなることはありません。それに絡む収益が問題なのです。ペンや文藝家協会のように文筆でメシを食っている人には死活問題になりかねません。原稿料や印税を主たる生計の糧としている訳ではない私に、どこまでこの問題に迫れるか判りませんが、持てる力は出そうと思います。それが私をペンに推薦してくれた人への恩返しになると思っています。
○沼津の文化を語る会会報『沼声』232号
静岡県沼津市 望月良夫氏 発行
日本ペン絡みの話題が続きますが、こちらも日本ペンで知り合った望月さんのお出しになっている会報です。
今号では酒呑みにとってうれしい記事を発見!「10月1日は酒の日」と題したコラムからですが、酒の日≠ニはうれしいですね。
適性飲酒/斎藤茂太
私が会長を努めている「アルコール
健康医学協会」の主な任務は「適性飲
酒」のすすめだ。実験の結果、日本酒
二合以内、ビール中瓶二本以内、ウイ
スキーダブルの水割り二杯以内、ワイ
ンはボトルを三日で消費が適正で、で
きれば週に二日の休肝日を。リスクの
ない、責任ある飲み方が国際会議で決
まった適性飲酒の定義だ。
うれしいじゃありませんか、断酒なんて一言も言っていない。適性ですよ、適性。適正と違うことに注目! 適性があれば飲酒も可、なんです。こういう話の判るお医者さんというのは好きですね(^^;;
斎藤茂太さんは確か、歌人の斎藤茂吉さんのご子息だったと記憶しています。詩歌の血統を受け継いだ人の言葉は違いますね。現実をきちんと見ている。その上での実験なんでしょうが、実験の詳細も知りたいものです。
普段の私の生活では「日本酒二合以内」程度(^^;;
なんですが、問題は「週に二日の休肝日」ですね。「年に二日の休肝日」じゃ、ダメかなあ。せめて「半年に二日の休肝日」(^^;;
○書道誌『書燈』630号
横浜市神奈川区 兜s二出版 発行
我ながら珍しい雑誌をいただいたなあ、と思います。字は下手クソで、そのくせ書を習う勇気もない私に贈っていただいた一冊。これには理由があります。
横浜詩人会主催、(社)書燈社協賛の「詩書展」というのに初めて参加しました。私の詩を書家が書いてくれるというものです。その関係で贈呈されたようです。書家はどんな方か存じあげませんが、写真で見るとのびのびとお書きになっているなとおもいました。ここに載せていいものかどうか迷いましたが、まあ、半分は私の著作権もあるので載せてみます。
<画像割愛>
ちょっと雰囲気は判り難いかもしれませんが、力強い書のようです。わたしも現物はまだ見ていません。10/10の日曜日にでも見に行こうと思っています。倉嶋さんという書家がどういう方で、なぜ私の詩をお書きになったのかも判りません。でも、私の気持ちを汲み取っていただいて、力強い書で表現してくれたことに感謝しています。
ありがとうございました。
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