きょうはこんな日でした 【ごまめのはぎしり】
1999.2.1(月)
うーん、頭が痛い。咽喉の痛みはノドアメでごまかしているけど、頭が痛いのには参った。どうやら風邪の前兆のようです。
明日は赤坂の日本ペンクラブ事務所で電子メディア対応研究会の会合があるんだけど、大丈夫かな?
それに出席するために午後から
休暇にしておいたんだけど、全日休暇にしちゃいました。午前中に体調を整えて、午後の会合に臨もうという魂胆です。
でも、これじゃあ、どうなることやら、、、、
○沼津の文化を語る会 月刊会報『沼声』224号
静岡県沼津市 望月良夫氏編集
望月さんはお医者さんです。昨年、日本ペンクラブの例会で知り合いました。この『沼声』をいただいたり、越乃寒梅を呑む会や落語の会にお誘いを受けて、お世話になっています。
お世話になっているから言う訳ではありませんが、非常に精力的な方で、ご自身が主催なさっている会は50近くあるそうです。お医者さんの仕事は息子さんに継がれたようですが、それにしても、まあ大変なことだと思います。
この『沼声』も沼津の文化を語る会という会の会報です。これもきちんと月刊を守っています。執筆者は文筆家は言うに及ばず、お医者さん、出版社の社長さん、大学教授、画家、落語家と非常に多彩で、それもこの会報の魅力になっています。
「巻頭言」「聲論」「学問のスズメ」など、私が楽しみにしているエッセイは多いのですが、今回は「聲論」を取り上げます。新聞の論説のような頁ですね。
「消費税寸考」というタイトルで平尾信子さんという方がお書きになっています。論旨は、零細な商店は本当に消費税を国に収めているんだろうか?
最低ラインの生活をしている人たちからも徴収することは、本当にいいことなんだろうか?
この二点です。
それに対する平尾さんの提案というのが実にいい。零細商店、弱者から徴収するのをやめちゃえ、と言うんですね。そうすれば国は徴収に費やすエネルギーを不動産会社や各種学校で脱税されている分へ向けられるじゃないか、とおっしゃっています。庶民には感謝され、税金はちゃんと取れるじゃないか、という論理は素晴らしいですね。
ご本人は、私は単純すぎるのだろうか、とおっしゃっていますが、なんのなんの、単純明快が一番いいんです。物事を突き詰めて行くと、シンプルになる、というのが私の持論です。複雑になるのは、良く考えていないから泥沼になるんだ、と思っています。
こういう意見はどんどん言った方がいいと思いますが、いかがでしょうか。
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