きょうはこんな日でした 【ごまめのはぎしり】

1999.3.3(月)


 小学校PTAの役員会に行ってきました。今年度の10回目です。あと2、3回集まれば任期も終ります。担当は広報委員長でしたが、いい経験になりました。予算が少ないので、まったくの手作りを3回出して、印刷に回したのが1回。まあ、全校生徒100人に満たない小規模校ですから、大変と言えば大変な1年でした。でも、地域の人たちと交流できたことは、10年前に引っ越してきた身には幸運でした。
 さて、4月から娘も中学生。しばらくPTAとはサヨナラ、と思っていますが大丈夫かな?


沼津の
文化を語る会月刊会報『沼声』225号
    shyouse225
  静岡県沼津市  望月良夫氏編集

 今号は随筆が光っていました。なかでも「林郁夫を国外追放に」儀同保氏は考えさせられます。地下鉄サリンの実行犯、林郁夫が無期懲役になったのはご存知の通りですが、彼を国外追放にしろ、という主張です。無期懲役ですと、木工とか靴の加工などの作業に従事させられるのですが、儀同さんそれはもったいない、とおっしゃっています。
 林懲役囚が心臓外科の優秀な医者であることもご存知の通りで、それを活用して、国連の難民救済センターに身柄を引き取ってもらい、医療に従事させよ、というものです。
 これは、なるほどなあ、と思わせました。確かにその方が本人のためにも人類のためにも有効ですね。並みの囚人とは違うわけですから、効果も期待できるでしょう。まあ、実行の可否は別としても、こういう発想に敬服します。

 朝日新聞で夕刊のコラムニストをおやりになっていた轡田隆史さんの「素粒子の夢」もいい文章です。新聞社の中だけから外を観察するのでなく、片足を外に出して仕事をなさってきた、と書いています。共感できます。これはどんな仕事をやっていようが共通に持たなくてはいけない認識だと思います。私事で恐縮ですが(ホームページだから私事で当たり前か)、私もいろいろやってきたのは同じ思いからです、と、遊んできたことを正当化しているな、これは(^^;;



      
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