きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
】
1998.5.10
この頁も淋しいので、こんな写真を入れてみました。中原道夫さんに連れて行ってもらった池袋の会員制クラブにて。ときどき坊主頭にします。
1999.4.9(金)
職場の花見。先週の金曜日に花見をやった他の職場は、雨で大変だったようです。今日は晴れ。花も散っちゃってるかと思ったら、9分通り残っていました。宴会が始まる直前まで強い風が吹いていたそうですが、私が到着したときにはピタリと止んでくれていました。
このHPに載せようとフォトラマで写真を撮りましたが、ちょっと遠くなるとストロボの光が届きません。でもまあ、せっかくだから載せておきます。夜の風景と思って見てください。
南足柄市内
さて、本日ご紹介する詩誌はこれ。私にとってはなつかしい北海道からいただきました。
○詩誌『饗宴』19号
北海道札幌市 瀬戸正昭氏 発行
今号では没後150年のショパンを特集しています。この詩誌は毎回、音楽家などの特集を組んでいて、なかなかアカデミックなところがあります。俗な私などは「ショパン」と聞いただけで身を縮ませてしまいますが、佐藤恵一氏の「名演奏はBGMにならない」はよく判ります。「真の名演奏は聴くものの意識を完全に音楽に引きつけてしまうので、聴きながら何かしようと思っていてもできなくなってしまうのである」とお書きになっていますがその通りですね。
昔、青森に帰省する友人から音楽テープを貸すように言われたことがあります。車で帰るのでBGMを聴きながら運転するとのこと。で、私は当時よく聴いていたピンク・フロイドの「エコーズ」「原子心母」を貸してやる、言ってやりました。すると彼は、それならいらない、と言うんです。ピンク・フロイドは聴き惚れてしまい運転にならない、というのがその理由でした。
戦闘機 ふたつみっつ 焦がして
太陽が無邪気に渦を巻き
梯子は 登るため
隙間は 奪い取るために
盗むなら 見えない星を
らくがきをするなら 光に (塩田涼子氏「らくがき」部分)
「らくがきをするなら 光に」というのが面白いですね。光は、私のような技術屋の端くれにとって、いつも驚きの対象です。光は波であるか粒子であるかという歴史的な論争が、今世紀に入って統一された、なんてことは抜きにしても新鮮な喜びを与えてくれます。
そんな思いでいるところに、この作品では、らくがきするなら、と言うんです。文系、理系という言い方はあまり好きではありませんが、それでも文系の発想の豊さを感じます。理系の皆さん、こういう発想もしなければ駄目ですぞ。
さて、今日は気分爽快です。花見から帰ってテレビを見ると、なんと横浜ベイスターズは勝っているじゃあありませんか! 待ちに待った1勝です。6連敗のあとの大事な1勝。こんなうれしいことはありません。ヤッタネ!
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