きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり
murasame mongara
新井克彦画「ムラサメモンガラ」




1999.5.18(火)

 福盛6勝目! うれしいじゃありませんか、2年ぶりの平塚球場での横浜−中日戦は3:2の勝ちパターンでした。きょうは定時で帰ってきて、18時から21時までテレビの前に座りっ放しでした。「真澄」をチビリチビリと呑みながらの3時間は、ホント、至福の時間でしたね。中日ファンの皆さん、ゴメンナサイ!
 あすは横スタに戻っての試合ですけど、勝ってくれるかなあ。4番ローズが欠場しても勝てたんだから大丈夫だと思うんですけど・・・・。しかしローズも谷繁もいなくて勝てるなんて、本当にベイスターズは力をつけてきたんだと思います。ポゾも波留もちゃんとやってるもんね。いかん、また興奮してきた。

 で、気持ちよくパソコンに向い、メールを開いてみると、ガーン!ペンクラブの秦恒平理事からメールが入っていました。秦さんは電子メディア対応研究会の座長をなさっているんですけど、5/17の理事会で村山精二を副座長にすることに決めたから受けろ、とのこと。
えエっ!ですよ。一瞬、頭の中がまっ白になってしまいました。
 よく判らんな、というのが実感です。それほどパソコンに詳しいわけでもないし、ネームバリューがあるわけでもない。なんで俺が、というのが正直な気持ちです。
 まあ、秦さんがそこまで私を買ってくれるんだから断わるわけにはいかないなと思ってOKの返事を出しましたけど・・・・。今までとあまり変りはない、俺の補佐をすればいいんだ、という秦さんの言葉を信用するしかありませんね。でも、本当にやっていけるんだろか?

 秦さんには日本詩人クラブの理事になっちゃったから、ちょっとペースが落ちるかもしれませんよ、とジャブを入れておいたんですけど、これじゃあ、あべこべということですね。日本ペンクラブも大事、日本詩人クラブも大事ですから、私にできることならなんでもやりますけど・・・・。今年は下手をすると自治会の役員になるところでしたが、それは掠って助かりました。私の代りに受けてくれた人からはさんざん嫌味を言われてしまいましたけど。
 来年が心配だなあ、絶対に自治会の役員は回ってくるなあ。三つ巴になるのが目に見えてます。今のうちから効率を考えておこう。それと若い人にいかに働いてもらうかも考えておくようですね。みんな先輩たちはこうやって忙しく働いてきたんだろうな、とも思いますよ。



『湧彩(ゆうあい)詩誌』No.10
     
  栃木県茂木町 湧太・釉彩氏発行


 
湧太という名が男性、釉彩という名が女性として扱われています。その名の通り男女で出しているのか、それともおひとりで出している詩誌なのか、まったく判りません。まあ、この詩誌の本質には関係ないことと思いますが・・・・。

 真っ二つに分かれる
 来世と現世の橋の真中で
 生々しくからみあった
 おとことおんな
 すべての至福は
 捨て去ってこそ得られるものであるなら
 未練も後悔も
 そのようなものは
 ガラスの破片のように
 無となった存在の彼方に突き刺さる  (「霧の橋」第3連

 この連がこの詩誌の特徴を端的に示していると思います。男と女の性交が重要なテーマのひとつであり、ある意味では現世を否定し、現世と来世の狭間を表現するのが目的(あるいは結果?)のように受け止めることができます。
 正直に言って、浮付いて生活をしている私には非常に重いテーマを毎回投げ与えられています。性というのは生物の重要なファクターですが、私はどうも表面しかとらえていないようです。それに比べて
湧太・釉彩氏は真正面から取り組んでいて、そこには頭の下がる思いです。ただ、かなり直接的な表現が多いので、私なんかでもまともに読むのが恥ずかしい場面もありますね。
 この詩誌があるいは現代詩のひとつの切り口になるかもしれません。同封されていた手紙には「性器しか見ていない」という批判もあったとありましたが、少なくとも私はそうは思いません。ポルノとはまったく次元が違うと思います。



 
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