きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり
murasame mongara
新井克彦画「ムラサメモンガラ」




1999.6.2(水)

 きょうは日本詩人クラブの丸亀大会についてお知らせします。日本詩人クラブでは、隔年で地方大会を行っています。今までに長野、北海道、岐阜などで大会を行い、今年は四国・丸亀市に決定しています。

   

 ちょっとファイルが大きくて、開くのに時間がかかったかもしれません。ご容赦ください。主な内容を下記に列記します。

 日 時 6月12日(土)午後1時30分〜5時
 場 所 香川県丸亀市大手町2-1-20
     丸亀総合会館 電話0877-23-1091
 内 容 金刀比羅宮雅楽演奏・講演(佐々木正夫氏・片岡文雄氏)
     日本詩人クラブ賞、新人賞受賞者朗読
     河西新太郎を歌う(丸亀児童合唱団)
     丸亀の子供たちの詩朗読・塩飽諸島の子供たちによる群読
     丸亀民謡・塩飽太鼓 他
 参加費 1000円

 懇親会 午後5時30分〜8時
     ニューキャッスル(電話0877-22-8331)
     会費6000円

 大会も懇親会も当日受付可能だと思います。お近くの方はぜひおいでください。日本のトップクラスの詩人たちに会えますよ。トップクラスじゃないけど、私も参加します(^^;

 詩人クラブの宣伝はこのくらいにして、本日紹介するのは、お馴染みになりました『沼声』です。


沼津の文化を語る会月刊会報『沼声』228号
   syosei 228
  静岡県沼津市 望月良夫氏 発行

 巻頭言はシャンソン歌手の石井好子さんです。石井さんは1940年代にシャンソンを歌い出したそうですが、当時は「シャンソン」が通じなかったようです。「フランス小唄」「フランス艶歌」などと呼ばれていたそうで、時代を感じますね。でも「フランス艶歌」なんてのは、なかなかいいんじゃないでしょうか。
 「随筆」のコーナーでは高田榮一という方が大木惇夫についてお書きになっていて、驚きました。大木惇夫という人は詩人で、日本詩人クラブの創設会員です。1942年に出版した詩集「海原にありて歌へる」はベストセラーになったそうです。その詩集の中の「戦友別盃の歌」というのを森繁久弥がニュース・ステーションでとりあげたというので、高田さんは驚いたわけなんですが、私は大木惇夫を知っている人がいるというので驚きました。大木惇夫は1977年に82歳で亡くなっています。
 大木惇夫で驚いたら「随筆春秋」では有賀博という方が星野慎一をとりあげていて、こちらも驚いてしまいました。星野さんも日本詩人クラブの永年会員でした。昨年12月に89歳で亡くなっています。有賀さんは星野さんと旧制高校で同期生なんですね。世間は狭い。



 
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