きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
新井克彦画「茄子」 |
1999.7.4(日)
7/2は日本詩人クラブの定例理事会がありました。内容はいずれ広報『詩界』に載りますから割愛。トピックスは詩人クラブもホームページを持つことになったことですね。私の原案が理事会でスンナリ通りました。ページの概ねは出来あがっています。あとは、いつ時間がとれるか、です。
詩人クラブの話題のついでに7月例会を紹介しておきます。
日時 7月10日(土)午後2時より
場所 神楽坂エミール(教育会館) 電話03-3260-3251
地下鉄東西線「神楽坂」下車 赤城神社隣り
内容 会員による自作詩朗読と小スピーチ
浅野浩 安彦志津枝 香野広一
なべくらますみ 星善博
新会長の講演 高橋渡「自然と交感」
会費 会員、会友無料 一般500円
私は今の予定では仕事が入っていて行けませんが、よろしかったら会員外の方もおいでください。
7/3は飯田橋で「螻(けら)の会」というのがありました。この会の当初の様子は知りません。私は4年ほど前から加えさせてもらっています。故・山田今次さんを囲む会、という認識です。山田さんが亡くなった今も続いています。
「ジョンブル」にて 芳賀章内氏
この日は私の新詩集『特別な朝』の批評をやってくました。雨の中を6人も集まってくれて、ありがたいことです。3時間ほど批評をいただいたのですが、皆さん真剣に討論してくれて、頭の下がる思いでした。中でも芳賀さんには感激でした。謹呈した私の詩集をちょっと見せてもらいましたが、書き込みだらけ。一行一行について書き込んであり、いかに真面目に見ていただいたかが判ります。
勝手に送りつけた詩集ですが、お時間をとらせて読んでいただき、その上雨の中をわざわざ駆けつけてくれる、というのは望外の喜びです。こうやって大事にされて育てられているのだな、と思いました。ありがとうございました。
○週刊新潮編『黒い報告書』
1999.6.20 新潮社刊 1300円+税
週刊新潮に連載されていた短編小説のアンソロジーです。短編小説というよりノンフィクションと言うべきかもしれません。電車の中吊りで「色道医師の歪んだカルテ」とか「教師と教え子
愛の連立方程式」とかありますが、その類いですね。ちなみに以上のコピーは、この本の目次からとりました。
『山脈』104号で創刊同人の由利浩さん遺作選集『蝙蝠の飛ぶ町』について松山荘二さんに書評をお願いしました。それらの縁で松山さんに私の新詩集をお贈りしたところ、礼状とともに送られてきました。7名の作家のアンソロジーですが、松山さんはそのうちのおひとりです。
出版社が市販している本でもあり、著作権の問題もありますから多くのことは書けません。全部で16編の作品から成っていますが、さすがにプロの文体だなと思います。ショッキングな事件をモチーフにしていますが、文章の抑え方が勉強になります。私はまったく週刊誌を読まないのでよく判りませんが、単発で週刊誌に載っているより、こうやってまとまってみると味わいが違うのではないかと思います。よろしかったら、お求めになってみてください。
○詩とエッセイ誌『山脈』104号
1999.7.10 神奈川県横須賀市 筧槇二氏発行
自分のところの紹介で申し訳ありません。前出のように松山荘二さんの「由利浩遺作選集『蝙蝠の飛ぶまち』」の書評などがあります。昨年冬の合宿の写真、上記選集出版を機に行った「由利浩を偲ぶ会」の写真などがあり、読者の皆さまからは写真はよく褒められます(^^;
[ トップページ ] [ 7月の部屋へ戻る ]