きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり
mongara kawahagi.jpg
新井克彦画「モンガラ カワハギ」




2001.3.3(土)

 午前6時起床。午前7時から8時まで不燃物当番。来月から不燃物は有料になるので、いつもの3倍の量がありましたね。やれやれ。
 午前8時半、3年に一度の神社の祭典準備。なんでオレが自治会役員のときに3年に一度しかない祭典に当るんだヨ、やれやれ。
 午後2時、PTAの宿泊研修会に出発。こちらは研修と称しても懇親会ですから気楽なものです。場所は『山脈』の夏の合宿で使っている箱根・仙石原の民宿。民宿のおばさんとも懇意になっているし、酒の持ち込みは自由だし、なんの心配もありません。お風呂もちゃんと温泉。費用も、浴びるほど酒呑んでも絶対に1万円なんかいかない、といういいことづくめです。ホント、最近では珍しい民宿です。
 3時半頃から呑みだして、結局、22時頃まで呑んでいたのかなあ、途中で意識が無くなりそうだったんで、服を着たまま寝てしまいましたよ。先生方ともじっくり話ができたし、いい夜でした。



日本詩人クラブ会報『詩界』238号
shikai 238
2001.2.20 東京都渋谷区
日本詩人クラブ事務所・中村不二夫氏発行 500円

 本年度の総会で承認された、雑誌形式の会報がようやく出来てきました。従来のパンフレット形式のナンバーを継続することになっていますので、238号ですが実質、創刊号です。
 なぜ雑誌形式でなければならないか、それは巻頭言で鈴木敏幸会長が述べています。単なる会報ではなく、現代詩史にも残る第一等の資料としたい、という思いがあります。中村不二夫理事長は編集後記の中で、「ある時期までの『詩界』は、非常に値打ちがあり、古書店などでも高価な価格で売られていて、簡単に読み捨てられてしまうものではなかった」と述べています。初期の日本詩人クラブの理事長が西條八十、彼を中心として堀口大学や高村光太郎、土井晩翠などの錚々たるメンバーに恵まれていたためかもしれません。現在のメンバーは、そういう意味では無名かもしれませんが、「現代詩史にも残る第一等の資料」をめざす志は必要だろうと、私も思います。
 そんな理想に燃えて作られた創刊号の特集は、昨年10月に行われた創立50周年記念祭の記録です。日蘭文化交流400年記念をサブタイトルに開催された記念祭で、この記録はまさに「現代詩史にも残る第一等の資料」と言えましょう。正直なところ、年2回の発行目標はかなりキツイと思います。微力ながら私も協力させていただくつもりです。皆さんのご声援をいただければうれしい限りです。



沼津の文化を語る会会報『沼声』249号
syosei 249
2001.3.1 静岡県沼津市 望月良夫氏発行 年間購読料5000円

 勉強しなさい
 最近、「なぜ勉強しなければならないのか」を説明できなければいけないらしい。
 テレビでも、小学生や教員へのインタビューを放映した。子どもと教員が、近視眼的回答をしていた。良い学校に進学したいとか、思考力を高めるとか… なぜもっと遠視眼的になれないのか?  敗戦によって日本人の知性はそこまで落ちてしまったのだ。 先人が創りあげてきた文明を維持し、 またより良くするため、となぜ回答できないのだろうか? [池田 智]
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 「猫のあくび」というコラムに載っていた文章ですが、これは重要な指摘だと思います。同じ質問をされたら、私もちゃんとした回答はできなかったでしょう。この文章を読んで、ようやく勉強≠フ意味が理解できたつもりでいます。勉強≠ヘ出来る方とは思いませんが、好きです。馬鹿気たテレビ番組を見ているよりは、本を読んで勉強≠オている方が好きです。なぜ好きかというと、自分の知らないことを知ることができるから。そして「思考力を高める」作用があると思うから…。それが、この文章によって「先人が創りあげてきた文明を維持し、またより良くするため」と言えるようにはなったつもりでいます。
 ただ、蛇足で付け加えるなら、先人が創りあげてきた負の文明を否定し、人間のみの利害を考えないためにも勉強する、という視点も必要かもしれません。それも池田さんの文章から想起されたことです。小さなコラムですが、考えさせられる点は大きいと言えます。



 
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