きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり
kumogakure
「クモガクレ」Calumia godeffroyi カワアナゴ科


2002.4.7(
)

 地域自治会の春祭りで、午後から参加しました。白丁という、神輿の担ぎ手を依頼されていましたので、午後だけで良いということになっていたのです。担ぐと言っても警察から厳しく規制されていますから、神輿はトラックの上です。その後を何時間もトボトボと付いて歩くという情けないものです。神社の直前になって、ようやくトラックから降ろすことが許可されており、200mほどを担ぐだけです。
 それでも境内では多少練って、雰囲気は出しましたけどね。こんな田舎でも幹線道路は結構車が多いから、しょうがない処置なのかもしれません。ここ5年ほどかな、トラックに載せるようになったのは…。担ぎ手は楽でいいけど、やはり物足りませんね。



詩画集『夢ゝ』別冊2号
dessin cho
2002.5 埼玉県所沢市 書肆夢ゝ発行 400円

 山本萌さんのクレヨン画に赤木三郎さんの詩がついていて「デッサン帖」というタイトルもついています。絵も詩も夢のあるものですが、あとがきに惹かれました。

<でっさん帖のすてきな余白にことばなんて、ほんとに、じゃま。でも、ちよっとだけじゃましてみるのもとおもって、じつは、うんとじゃまをした。悪いなあ、クレヨン画伯。鳥たちもいっている。「言葉を忘れなさい、意味だけを純粋に。わたしたちの歌うように!」と。〈あ〉>

「言葉を忘れなさい、意味だけを純粋に。」という言葉は、ちょっと挑戦的なものだと思いました。言葉を忘れろ、というのは言葉を常に考えている(と思っている)私には、どういうことだろうと考えてしまった次第です。しかも「意味を純粋に」とは? でも「鳥たち」が「わたしたちの歌うように!」で少し理解したつもりでいます。鳥のうたは言葉ではない、意味である、ということなんでしょうね。必要があって、意味があって鳥は囀るのでしょう。それに比べると私たちの言葉の何と無意味なことか! ようやく気付いたつもりでいます。



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