きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり
kumogakure
「クモガクレ」Calumia godeffroyi カワアナゴ科


2003.1.11()

 日本詩人クラブの新年会が東京・神楽坂エミールで開かれました。出席者は70名近くで、賑やかでした。いつもの例会ですと50名ほどですから、やっぱり多いですね。会場の雰囲気を紹介しましょう。

030111

 実は日本詩人クラブHPに載せた写真と同じです^_^; あまり身を入れて撮らなかった結果です。酒ばっかり呑んでました。でも、右の理事長・会長をはじめ、皆さんのなごやかな雰囲気は伝わるでしょう。
 詩人クラブにとってもHPをご覧の皆さまにとっても、いい年になるように祈念いたします。



詩誌『燦α』19号
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2003.2.16 埼玉県さいたま市
燦詩文会・二瓶徹氏発行 非売品

 小さな手/YAKO

手を差し出すと
指をぎゅぅっと握る
娘の小さな小さな手

背を向けて座っていると
後ろからはいはいで近づき
セーターを引っ張る
娘の小さな小さな手

言葉はまだ覚えられない
だけど
娘の小さな手は
懸命に語りかけているようだ

 「小さな手」が「懸命に語りかけている」という視線がいいですね。コミュニケーションしようとする人間の意思が「はいはい」をする子供のうちからあるのだと、改めて気付かされます。母子の愛情を越えた普遍性を感じさせる作品だと思いました。
 YAKOさんの作品はこの他にも「散らかった部屋」というのがありますけど、こちらも良い。成長していく娘さんが「初めて雑誌を破いたとき」があって、「記念写真を撮ったほど嬉しかった」と書いています。親御さんの手放しの喜びようが伝わってくる作品です。



鬼の会会報『鬼』367号
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2003.2.1 奈良県奈良市
鬼仙洞盧山・中村光行氏発行 年会費8000円

 超人的な天皇の長寿
 神武天皇は百二十七歳、孝昭天皇は百十四歳、考安天皇は百三十七歳、孝霊天皇は百二十八歳、孝元天皇は百十六歳、開化下天皇は百十五歳、崇神天皇は百六十八歳、垂仁天皇は百五十三歳、景行天皇は百四十三歳、成務天皇は百七歳、神功皇后は百歳、応神天皇は百三十歳、仁徳天皇は百十歳、弥生式文化から大和王朝に至る諸天皇は、伝説と見ても超人的な長寿者で、ここにも歴史の嘘がある。

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 昔の天皇が信じられないほどの長寿だったとは聞いたことがありますが、こうして具体的な数字で見せられる、改めてすごいものだなと思います。「百歳」「百十歳」は今の感覚からするとあり得ることだと思うのですが、「崇神天皇は百六十八歳」あたりになるとちょっと信じられませんね。だからこそ天皇は現人神≠ナあったという説が成立ったのかな、と考え込んでしまいます。



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