きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり

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1990.5.6
長野・五竜とおみ上空

2004.1.27(火)

 帰宅して郵便箱を見たら、地元新聞社からの郵便が入っていました。投稿した詩が載っていて、1月24日発売のものです。原稿料は出せないから現物5部で我慢せよ、ということで本当に5部入っていました(^^; 配るアテはないので、そんなにもらってもしょうがないんですけど…。
 で、どんな感じか披露しちゃいましょう。

   

 ちょっと容量が大きくてゴメンナサイ。詩だから載せられるなぁ。エッセイではもっと大きくなってしまいます。まあ、こんな感じてボチボチ活動していますけど、一般の人が目に触れる新聞用の作品というのは、本当に難しいですね。しかも20行程度という注文ですからね。新聞ならその程度が限界なんでしょう。ま、お目汚しですけどご覧ください。



  詩とエッセイ誌『樹音』46号
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2004.1.1
奈良県奈良市
樹音詩社・森ちふく氏 発行
400円
 

    あとの祭    撫子

   十八歳の乙女に
   若き医学生は
   ドイツ語で
   シューベルトの菩提樹を
   教えてあげると
   歌う事の大好きな娘は
   嬉しくって 胸をふくらませ
   結婚した
   若者は一度だけ
   歌って
   あとはしらんぷり

 失礼ながら思わず笑ってしまいました。男なら大小の違いはあっても身に覚えがあるのではないでしょうか。実は私にもあって、いまだに責められます。そのときに言う私の言葉は、「あとの祭」だよ!
 作者の作品はもう1編載っていて、それには誕生日が書かれていますからバラしても良いと思うのですが、大正12年のお生まれだそうです。私の父が大正13年、亡くなった母は大正15年ですからまったく私の母親の年代になります。その両親と比べて、作者の若さがうらやましいですね。表現を持つ人と持たざる者の差も感じながら拝読した作品です。




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