きょうはこんな日でした ごまめのはぎしり

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「クモガクレ」
Calumia godeffroyi
カワアナゴ科
 

2004.6.27(日)

 昨夜は新宿で呑んで、泊って、今朝帰ってきました。午前中に帰宅できたから、一応午前様。午後様にはなりませんでしたね(^^;
 友人のささきひろしさんが03年度朝日埼玉文化賞を受賞したので、それを肴に呑もうということになりました。場所は2年前に泊り込んで呑んだことのある、歌舞伎町のパブ「ラピス」。今回は19時半から呑もうということでしたから、当然泊り込みの呑み会でした。メンバーは他に前現代詩人会理事長の葵生川玲さん。この組み合せは何? 実は「ラピス」のマスターを含めて全員が北海道出身者なのです。

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 ムサイ男ばかりの酔眼でごめんなさい。左から葵生川玲さん、私、ささきひろしさん、ささきさんの仕事仲間・兵頭さんはギターの遣い手だそうです。そして「ラピス」のマスター。
 カラオケ画面に「いらっしゃいませ ようこそ ごゆっくりお楽しみください」とあるように朝までのんびりと呑まさせてもらいました。午前2時頃まで呑んでいたのかなぁ? ソファーで寝込んでいて、気がついたら6時でした。ささきさんと私が寝ていて、他に知らない男性も寝ていたのに気付きました。また寝てしまって、次に気付いたら午前9時でしたね。私は休日だったのですがささきさんは出勤。二人であわてて出て行きました。増毛出身のマスター、ありがとう!

 何を話したという訳ではないんですけど、日頃のストレスがどんどん取れて行くのが判る呑み会でした。年代も近いし、女性もいない呑み会だったからかもしれません。こういう仲間を持てることに感謝した一夜でした。また呑みましょう!



  アンソロジー憲法改悪に反対する詩のパンフ2号
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2004.6.10
東京都豊島区
詩人会議 編
非売品
 

    木    葵生川 玲

   自衛隊の、
   古い倉庫群が取り壊されて
   塀だけが残された広い土地がある。

   真ん中に、
   ただ一本の木が残されていて、
   遠い空の青と
   鮮やかな葉の緑が、
   希望のように萌えている。

 当日、葵生川さんよりいただきました。その葵生川さんの作品を紹介してみました。文字通り「憲法改悪に反対する」直接的な詩が多い中で、葵生川さんの作品はかなり抑えていると思います。その抑えが作品としての完成度を高めていると云えるでしょう。「自衛隊の、/古い倉庫群が取り壊され」あとに残された「ただ一本の木」が「希望のように萌えている」のは、象徴と捉えて良いでしょう。政治的な作品を書く場合のお手本のような作品だと思います。



  季刊・詩と童謡誌『ぎんなん』49号
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2004.7.1
大阪府豊中市
ぎんなんの会・島田陽子氏 発行
400円
 

本人の希望により削除しました。2012.10.5 村山記



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