きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
     
 
 
 
「モンガラ カワハギ」
新井克彦画
 
 

2004.11.7(日)

 午前中は家の裏の畑を小型耕耘機で耕しましたが、初めて手にマメを作ってしまいました。
 私は百姓なんてやったことがないのですが、耕耘機で耕すことだけはやります。嫁さんが実家から裏の畑を遺産相続したときに、義母が作物を作らせてくれと言ってきました。出来た作物は優先的にわが家にくれるというのですから、もちろんOKです。ただし条件がありました。年寄りが畑を耕すのは無理なので、小型耕耘機を買ってあげるから、それで私が耕すこと。機械好きですからね、もちろんこれもOK。

 そんなことで5年ほど前から始まった百姓の真似事でした。最初は義母も喜んでくれたのですけど、そのうち段々と不満が出てきました。耕す深さが浅い、と言うのです。そう言われてもなぁ、耕耘機の刃の深さは決まっているからなぁ、しょせん小型じゃ無理なんですよ、と反論していたんですけど、今日、フと気が付いたんです。そういえば畑の端は深く掘れるなぁ……なんでぇ? そうか! 耕耘機をターンさせるときに車輪が潜り込んで深く掘れるんだ!

 原理が判ればあとは簡単です。今まで真っ直ぐに耕耘機を運転していたのをジグザグに変えました。刃で掘るのではなく車輪で掘るのです。今までの3倍の時間が掛かりましたけど、畑はふかふか。義母も大喜びしてくれましたね。
 私も満足して、、、でも、何だか手が痛い、、、あれー? マメが出来てる! 小型とは言ってもそれなりの重量がありますからね、それを無理やりジグザクに動かすわけですから体力も使えば手も使う。初めてのマメ、が出来た次第です。



飯田保文氏詩集サーフィン,ジャパン
    surfin' japan.JPG    
 
 
 
 
2004.10.31
東京都新宿区
思潮社刊
2000円+税
 

    場所をあけろ

   16ビットの意識が空中に浮かぶふり
   0・35秒おくれる意識始めからいるように
   プランク時間の
   ビッグバン
   宇宙
   ブラックホール換算で
   1ビット
   もちろん
   ノー
   ではなく
   イエス
   16ビット意識
   も始まる
   イエス
   で
   始まり
   ノー
   のはずも
   ない
   もしもあるというなら
   ほんとう
   にコストが
   かかるのは
   きれいにクリーンアップ
   純粋で
   澄みきった
   意識を得ること
   コントラストの
   明瞭な
   境界
   (水平線
   の
   位置
   を
   知り)
   照度
   の急激な変化
   (天敵コウノトリの
   接近を知り)
   動くものの輪郭
   (コウノトリの動きを知り)
   小さく黒っぽい物体の輪郭の曲線
   澄みきった秩序のみ
   の意識の
   カエル
   王子のまえニンゲンの王女に
   コウノトリの王女のまえに
   カエルの王女のまえに
   ああ(天敵酔いの動き)気がつけばただ酔っているのである
   16ビット意識混濁してた
   (見ない)見えない海でもある
   身体のなかで
   やがて
   とつぜん澄みはじめる
   神である情報は
   1ビットの
   空白か
   台風のあさ

 かなり難しい詩集です。この作品の「ノー/ではなく/イエス」「イエス/で/始まり/ノー/のはずも/ない」などのフレーズからデジタルの01を想像することが出来ます。「コントラストの/明瞭な/境界」も同じ見方が可能かもしれませんね。「神である情報は/1ビットの/空白か」は01の間を言っているのかもしれません。それが「神」であるというのは新しい見方と云えましょう。タイトルの「場所をあけろ」は「1ビットの/空白」のための場所を空けよと解釈しました。解釈は必要ないのかもしれませんが、そんな読み方をしてみた作品、詩集です。




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