きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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「唐辛子」
2004.11.13
自宅裏畑にて
 

2005.1.9(日)

 奥野祐子さんのライヴを聴きに「四谷コタン」に行ってきました。今回は新曲もあって、充実していました。備忘録として曲名を記録しておきます。
 (1)夜のテレフォン (2)ふるさと (3)新宿うらどおり (4)なんようのおさかな (5)スナップショット (6)
I'm fool to want you (7)face (8)smile (9)Amazing Grace

  050109.JPG    そのうち「(4)なんようのおさかな」が新曲です。詩の詳細は忘れてしまいましたが佳い印象が残っています。2回、3回と聴くうちにはっきりと印象を述べることが出来ると思います。
 写真は最後の「(9)
Amazing Grace」で、アカペラです。衣装はラメ入りの凄いものだったんですが、表現しきれませんね。もっとも、下はGパンで、そのアンバランスが見事でした(^^;

 奥野さんの歌は、今のところ「(2)ふるさと」「(8)
smile」がお気に入りなんですけど、この2曲は毎回歌ってくれます。この2曲を聴くだけでも価値のあるライヴなんですが「(4)なんようのおさかな」もお気に入りに加わりそうです。次回も楽しみにしていますよ!




森田海径子氏詩集『滴声』
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2005.1.15
東京都東村山市
書肆青樹社刊
2000円+税
 

    滴声

   魂を吸いこむような
   杜
(もり)の精気が解けこむような
   それらを地球の深部へ届けるようなこの響き

   いま触れあっている二つの心音
   それに似た水琴窟の滴声

   時間を忘れて二つの響きを聴きつづけている

 著者の第一詩集です。ご出版おめでとうございます。
 紹介した作品はタイトルポエムです。「滴声」は辞書に載っていませんでしたので、著者の造語と思いますが魅力的な言葉ですね。てきせい≠ニ読んでよいかと思います。「水琴窟」の音を滴る声≠ニするところに著者の感性の鋭さを感じます。「二つの心音」「二つの響き」も奏功していると云えるでしょう。
 表現はどちらかというとおとなしいのですが、底に持っている強さを感じる詩集です。今後のご活躍を祈念しています。




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