きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
この花、なに? | ||||
2005.1.11 | ||||
自宅裏畑にて | ||||
2005.2.6(日)
恒例の自治会美化作業。冬と夏にやるんですが、冬の楽しみは何と言っても火付け(^^;
この日だけは河原の枯れ草に火を点けてもOK。率先して火付けして回りました。
写真が小さくて見難いんですが、右の土手に火があるのが判りますか? 乾燥した日が続きましたけど、意外に燃え広がらないんですね。ま、毎年こんなもんですけど…。たまにバカみたいに燃えるときがあって、そんなときは消防自動車が必死で消して回ります。写真の左後方に消防自動車は待機していましたけど、今年はのんびりしていました。 作業は2時間ほどで終了。家に帰って気が付いたんですが、セーターにいつまでも煙の匂いが残っていました。この匂いから春がやってくるんですね。待ち遠しいです。 |
○月刊詩誌『現代詩図鑑』第3巻2号 | ||||
2005.2.1 | ||||
東京都大田区 | ||||
ダニエル社 発行 | ||||
300円 | ||||
百五十夜 竹内敏喜(たけうちとしき)
とぎれがちな携帯電話に耳をすませば
あちらでひびくネコの鳴きごえのような唸り
歯が生えはじめたとか
くだものを吸わせているとか
ひとつ、ひとつ、うわさするから
よだれいっぱいの口ヘ受話器を入れようと
腕を伸ばすあなたに
生命という、巨大なやさしさをおもう
ひとの死にくらべて
誕生が、より未知だとかんじられる時代に
いきているのかもしれない
わが子の笑顔しか目に入らなくて
あなたのママは、ジジやババの頭を写真の枠から
はみ出させてばかりだけど
ひとの時間をとどめつつ、ひろがるかげを
解放する一枚の、やさしさをおもう
お子さんなのかお孫さんなのか、設定は判りませんが「ジジやババ」とありますからお孫さんなのかもしれませんね。「百五十夜」は生後150日ということで良いかと思います。
第4連に魅かれました。「ひとの死にくらべて/誕生が、より未知だとかんじられる時代」というのは謂い得て妙です。少子高齢化を詩人はこのように表現するのだ、という見本のようなものでしょう。おもしろい詩でした。
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