きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
  kohana nani.JPG    
 
この花、なに?
踊子草? 千鳥草?
はくさんちどり? てがたちどり?
2005.1.11
自宅裏畑にて
 

2005.2.28(月)

 2月も今日でおしまい。早いですね、、、って、毎月同じことを書いてるな(^^;
 今日はメーカーと実験をやって楽しかったです。製造ラインに取付ける測定機がちゃんと作動するか、実際に近い系を使ってやってみたのですけど、大成功でした。一月ほど前にオフラインで実験をして、成功しそうだと感触がありましたから当然なんですが、思った通りに動いてくれるとやっぱり嬉しいです。機械はホント、正直者です。

 私の仕事はここまで。あとは専門の設計屋に任せて、金は現場に予算を組んでもらって…。本当は最後までやりたいんですけどね。そんなことをやっていたら本来の仕事ができなくなります。私の役割はアイディアを出すこと。でも、そこから出てきたデータの最終責任は持たなくてはなりません。だからこれでオシマイということではないんですけど、もう手は出せません。データを出してくるところまでは他の部署の責任になります。じれったいけどね、組織で動くというのはそういうものだと思っています。さあ、しっかり働いてくれ!




詩マガジンPO116号
    po 116.JPG    
 
 
 
 
2005.2.20
大阪市北区
竹林館・水口洋治氏 発行
840円
 

    橋がなかったら    中野忠和

   橋がなかったら
   人類は向う岸へ
   泳いで行くだろう

   脱いだ衣服を
   背中にくくりつけて
   泳いで渡る

   脱いだ物を
   濡らさないで泳ぐ

   カナヅチはいなくなる

   岸に建物が建てられる
   脱いだり着たりする場所が

   いや、人類は他人の面前で
   裸になるのを恥ずかしがらない
   橋があるから
   泳げない人類もい
   人前で脱ぐのを恥ずかしがるんだ

   恥ずかしがらない人類もいるが

 特集「橋」の中の1編です。「橋」というテーマを与えられて、「橋がなかったら」と発想することじたいがユニークですね。「カナヅチはいなくなる」、「人類は他人の面前で/裸になるのを恥ずかしがらない」という想像もおもしろいと思います。「橋があるから」「人前で脱ぐのを恥ずかしがるんだ」と決め付けるところは説得力もあります(^^;
 それにしても「恥ずかしがらない人類もいるが」というフレーズは、当っているだけに哀しいです。「橋」からそこまでは発展させたのはさすがと云えましょう。こちらの頭の固さを考えてしまった作品です。




   back(2月の部屋へ戻る)

   
home