きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
愛嬢(愛婆?) 百個(モモコ)、 | ||||
初体験の朝陽輝く雪原を往く! | ||||
2005.2.27 | ||||
自宅庭にて | ||||
2005.3.25(金)
本日の金曜呑み会は昔の職場の仲間とでした。3年近く前に異動したのですが、その2年ほど前だったかな?職場の懇親会の幹事をやったことがあり、そのときの幹事仲間の呑み会が今だに続いています。年に何度か集まって、この5年ほどで10回以上は呑んでいると思います。
呑み屋さんに向かいながら今年最初の花見をしました。私の勤務する会社の元会長に春木という者がいまして、数年前に101歳で亡くなりました。たしか、工場の所在する神奈川県南足柄市の名誉市民になっていたと思います。その由縁からだと思うのですが、工場の傍を流れる狩川土手に南足柄市が101本の桜を植えて「春木径(みち)」と名付けた砂利道があります。桜は「春めき」という南足柄市民が品種登録したものだそうで、一枝に咲く花の数が多くて、まるで枝に牡丹雪が積もったように見える、と神奈川新聞でも紹介されていました。 車道側に桜、河側には菜の花が群生して咲いていて、仕事を終えて女性と散歩するにはうってつけの場所でしたが、3人で散歩したので、男がひとり邪魔だったなぁ(^^; |
散歩を供にしてくれたのが左の女性。現在、私の異動を追うようにして異動して来て、同じ職場で働いています。優秀です。右の女性は昨年出産して、現在は育児休暇中。5カ月の子を亭主に預けての参加となりました。亭主に休憩時間に会ったので「早く帰って子守しろよ!」と言ってやったところ「はい!」と素直な返事が返ってきて恐縮(^^;
他人の嫁さんを夜中まで連れまわすことになりましたから、今度は亭主とトコトン呑もうと思っています。 で、結局、私が帰宅したのは0時を過ぎていたと思います。タクシーにちゃんと乗れたから、しばらく前の失敗は繰り返さなかったのですけど、途中で一眠りしたりして、酒に弱くなったなと思います。日本酒は「久保田生原酒」「丹沢山」の計3合ととどめておきました。その他に焼酎やウイスキーを何杯呑んだか忘れましたけどね(^^; 気持の通い合う仲間と呑めて、いい夜でした。 |
○会報『千葉県詩人クラブ会報』189号 | ||||
2005.3.25 | ||||
千葉市花見川区 | ||||
中谷順子氏 発行 | ||||
非売品 | ||||
ネコの言い分 保坂登志子
ドアを開けると
庭に住み着いてしまったらしいネコが
待ってましたとばかりに擦り寄ってきた
足がもつれて動けない程にネェーネェと
見ると噛み切った小ネズミを転がし
私に労いの言葉を要求しているらしい
解ったつもりのネはネコを褒めてやり
それから残骸を空き地に埋め三和土(たたき)をごしごし洗い流した
ああ!一ケ月近くキャッツフードをやったばっかりに何と律儀なご務拶
農家の広い庭に来るネコに毎日餌をやっていたら
積み上げた薪の中で子ネコが四匹産まれ 大慌ての友人が
「ネコをもらって下さい」「野良猫を増
やさないための不妊手術基金カンパに
ご協力を!」運動を開始
私も基金に協力してきたばかり
残り物や鮭ご飯には目もくれず
キャッツフードを要求したネコの
言い分は お礼なのか 不満なのか
ただの得意だったのか?
いや 私への贈り物だったのだろう
私の偽善を暴いて見せるための……
あれ以来キャッツフードは減っていない
会員の詩作品として載せられていた5編のうちの1編です。「ネコの言い分」が「私の偽善を暴いて見せるため」だったのではなかろうかと想像するところに詩人の詩人たる所以を感じます。最終連の1行もうまく落ち着かせていると云えるでしょう。猫と人間の関係を通して見た現代まで考えさせられて、印象に残る作品でした。
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