きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
桜(春めき) | ||||
2005.3.25 | ||||
神奈川県南足柄市・春木径にて | ||||
2005.4.3(日)
午前中は会社に行って、夕方から四谷に行きました。四谷コタンで奥野祐子さんのライヴがあって、先月は行けませんでしたからずいぶん久しぶりな感じを受けましたね。
今回もストロボ禁止でしたから、あまり上手く撮れていません。で、小さくしちゃった(^^;
例によって備忘録で曲名を挙げておきます。 ( 1)ひとり ( 2)ポテトチップス ( 3)Alcholoc Woman ( 4)Boy Friend ( 5)マリア ( 6)やわらかなひかり ( 7)スナップショット ( 8)ワンダラー ( 9)Smile (10)バラ色の人生 |
「ワンダラー」は初めて聴いたと思います。「スナップショット」と「Smile」は写真に関する歌で、私は仕事柄気になるんですが、ご本人にとっても「Smile」は原点のような歌だということで驚きました。中学生(だと思う)の男の子が写真を撮ってくれたんだけど、無理して笑った顔は好きではないと言われてしまったというストーリーです。以前もこのHPで書いた覚えがあるんですが、弊社のCMにでも使いたいような歌です。機会があれば聴いてもらいたいですね。
最後の「バラ色の人生」は当初の曲目を変えてアカペラで歌ってくれました。実は、今日が彼女の誕生日だと聞いていましたから、ピンクの小さな薔薇の花束を贈ったのです。柄にもなく(^^; 花屋のおばさんとああでもないこうでもないと言い合いながら包んでもらいましたから、ちょっと自信が無かったんですけど、お礼にということで歌ってくれました。喜んでもらえて良かった!
帰りは新幹線の時間が迫っていたので挨拶もせずに店を出ましたが、いい夜で満足しています。ありがとう!
○詩誌『二行詩』10号 | ||||
2005.3.27 | ||||
埼玉県所沢市 | ||||
伊藤雄一郎氏 編集 | ||||
非売品 | ||||
北国抄 布谷 裕
○
ぶつかるものがないのに哭いている
横なぐる雪風に狂う たましい
○
犬が急にたじろぐ刻がある
雪が途切れた昼過ぎの道
○
天地の見境がつかない薄明の季節
雑木林の辺りで死者の叫び声がしている
○
なんとなしにすれ違う雪の夜道
身震いする瞬間 影が走るのを知る
○
鳥の集る山裾で赤子の泣き声がした
先祖達が眠る共同基地に続く道
私事で恐縮ですが、今から45年ほど前に1年間だけ北海道に住んだことがあります。そのときの「北国」の様子を思い出しながら拝読しました。「ぶつかるものがないのに哭いている」というのは「横なぐる雪風」の実感です。「犬が急にたじろぐ刻がある」ということもありました。何かが「なんとなしにすれ違う雪の夜道」もあって、「身震いする瞬間 影が走るのを知」ったこともあります。この作品での「北国」とは具体的にどこを指しているのかは判りませんが、確かに南国≠ニはちがうものだろうと思います。
作品を拝読して「二行詩」についても考えています。これだけの内容を普通の行分け詩や散文詩で書いたら、とんでもなく長くなりそうです。それはそれで良いのかもしれませんけど、「二行詩」という形にするとこれだけ凝縮されるのですね。二行詩の可能性を秘めた作品だと思いました。
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