きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2005.5.7
「榛名まほろば」にて
 

2005.5.14(土)

 日本詩人クラブの総会が行われ、私の理事就任も承認されました。今後2年間の体制を報告します。

会 長 中村不二夫
理事長 北岡淳子

常任理事
 総務 中原道夫
 総務 田中眞由美
 例会 北岡善寿
 広報 三田 洋
 会計 秋元 炯

理事
 国際交流   石原 武
 国際交流   鈴木敏幸
 詩界・研究会 川中子義勝
 地方大会   五喜田正巳(入会兼任)
 入会     西岡光秋
 入会     菊池敏子
 詩書画展・OA 村山精二
 アンソロジー 天彦五男(入会兼任)
 関西大会   島田陽子

 今度の理事会は会長・理事長を始め、50代が6人も揃ったこと、女性が4人入っていること、2代続いて女性理事長であることなどが特徴付けられると思います。新人も2名。代の移り変りを感じています。

    050514.JPG    写真は懇親会での新入会員・ささき ひろしさんの挨拶。今回は真面目にニコンD70を持って行かず、いい加減な撮り方になって申し訳ない。でも、ささきさんともこれで晴れて会員同士。よろしくお願いします。

 私の理事としての任務のうち、OA(これも古い言葉なので「電子メディア担当」と称していますが)は、過去4年の理事時代と専門委員時代で8年ほど続けていますから慣れていますけど、詩書画展担当は初めてです。理事・専門委員・会員・会友の皆さまのご協力を仰ぐことになると思います。実際には来年8月に銀座で、ということになりますが、その節はよろしくお願いいたします。

 魅力あるクラブにしていきます!




季刊詩誌『裸人』23号
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2005.5.1
千葉県佐原市
五喜田正巳氏方・裸人の会 発行
500円
 

  <目次>
   ■詩
     H大学病院 溜息吐息の巻 ―― 鈴木 敏幸 4
              さくら ―― 禿  慶子 7
               寝酒 ― くろこようこ 10
         いつか描きたい絵 ― くろこようこ 12
   ■エッセイ
         岡本かの子の印象 ―― 水崎野里子 15
           早春の軽井沢 ―― 大石 親子 18
   ■詩
            帯を締める ―― 水崎野里子 22
              母の家 ―― 水崎野里子 25
             彼岸参り ―― 大石 親子 28
          モスクの坂まで ―― 五喜田正巳 30
   ■エッセイ
          書かでものこと ―― 五喜田正巳 34
            受贈書など ―――――――― 35
               後記 ―――――――― 35


    寝酒    くろこようこ

   口に含んだアルコールが
   ひとしずく熱くおちていく
   どこへ?
   闇の片隅へ

   一日の底へにじむほのかな酔い
   こみあげる感情をもってしても
   それを
   充実という言葉でごまかせるほど
   若くなく
   どこかでしらじらとした瞳が
   自分をみつめる

   酔うことに臆病で
   目覚めることには怠惰な日々

   グラスの向こうには
   老いには未だ届かない自分が
   ゆれている

 「充実という言葉でごまかせるほど/若くなく」というフレーズに魅かれました。少し判った気になっています。おそらく私とそれほど年齢の離れていない詩人なのではないかと思います。「老いには未だ届かない自分」というフレーズを見てもそう思います。
 確かに「酔うことに臆病」になってきていますね。明日の仕事を考えると、どうしてもセーブしてしまいます。それにしても「寝酒」とはおもしろいテーマを選んだものだと思います。意外と書かれていないのではないでしょうか。「一日の底へにじむほのかな酔い」を期待して、私もこれから寝酒を楽しみます。




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