2005.8.3
				馬籠「藤村記念館」にて

2005.8.13(土)

　２日だけ働いたあとの土曜日ですから体力は余っていましたけど、精神的には辛かったようです。まだまだ仕事に慣れていかないということでしょう。いだいた本を読んで、昼寝して、また読んで…。一歩も、庭にも出ないで過しました。

○会報『文芸西さがみ』32号
				2005.8
				神奈川県小田原市
				西さがみ文芸愛好会 発行
				非売品

　　＜目次＞
　　　文芸を楽しむ会<<ハーモニカ演奏と朗読のつどい>>開催　1
　　　奥津、小西、日達３副代表の著作出版を祝う会ひらく　2
　　　西さがみ文芸情報　3
　　　会員の活動・消息　4

　今号では９月７日に開かれる「文芸を楽しむ会<<ハーモニカ演奏と朗読のつどい>>」が面白そうだなと思ったのですが、隣の市とは云え平日の昼間に行くのはちょっと無理ですね。詩の朗読では茨木のり子作「根府川の海」、佐藤春夫作「秋刀魚のうた」が予定されていて、「誰もいない海」の作詞者・山口洋子さんの朗読もある……。残念。盛会をお祈りします。

○会報『｢詩人の輪｣通信』6号
				2005.8.10
				東京都豊島区
				九条の会・詩人の輪 事務局 発行
				非売品

　　＜目次＞
　　　金子光晴の「憲法」観　ワシオ・トシヒコ　1
　　　京都の九条通り　相馬　大　2
　　　詩　いかがですか　小島寿美子　2
　　　「九条の会・有明」に9500人　3
　　　夢中で数えたお金　赤木比佐江　4
　　　九条の会が行動提起　4
　　　これは壮大な行為だ―有明講演会のこと　青木みつお　5
　　　事務局ニュース　6
　　　兵役のない国　畑中暁来雄　7
　　　Ｑ＆Ａ　中原文也　7
　　　ひとこと　7
　　　詩　六十年目の夏　糀島恭子　8
　　　　　八月幻想　倉知和明　8

　　　　いかがですか　　　　小島寿美子

　　　よく分からないうちに　なんとなく
　　　すいすいと　ふわふわと
　　　国会の中を通り抜け
　　　わたしの知らないところへ
　　　行ってしまったＰＫＯ法案

　　　国際貢献といわれるけれど
　　　戦闘機に乗って　戦艦に乗って
　　　戦車に乗って　行く人は
　　　議員の先生の兄弟でも子供でもなくて
　　　行かされてしまう人たち　ではないかしら……

　　　どうしても戦車に乗って行かなければ
　　　ならないのなら　危換はないのなら
　　　ニューヨークのビルを買い取った人たちが
　　　国会議員の先生方が
　　　おいでになったらいかがでしょう

　　　平和憲法を守り抜く姿勢を
　　　世界に示すことだって
　　　国際貢献ではないかしら

　「ＰＫＯ法案」は確かに「よく分からないうちに　なんとなく／すいすいと　ふわふわと／国会の中を通り抜け」てしまいましたね。そんな法律を作った「国会議員の先生方」は、絶対に「戦闘機に乗って　戦艦に乗って／戦車に乗って　行く」ことはありません。どうせなら付帯決議で��国会議員は必ず実戦を体験すること�≠ﾆでもすれば良かったのに…。そうすれば「平和憲法を守り抜く姿勢」が「国際貢献」だと肝に銘じるかもしれません。自分には出来ないことを法律でやらせることを、私は卑怯と呼びたいですね(^^;




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