きょうはこんな日でした 【ごまめのはぎしり】
 


2018年2月の部屋


拝領済みの詩書等  ※ご恵贈を深謝いたします(敬称略)

受領日  分 類  誌 書 名 著者・発行者 発行日  発 行 所 定価・頒価  備考・村山寸感
180228 詩とエッセイ 『橋』153号 野澤俊雄 180301 栃木県宇都宮市 橋の会 800円  
180227 詩誌 『流』48号 西村啓子ほか 180303 川崎市宮前区 宮前詩の会 非売品  
文芸誌 White Letter』16号 高安義郎 180310 千葉県東金市 ホワイトレターの会 非売品  
180226 総合詩誌 『PO』168号 左子真由美 180220 大阪市北区 竹林館 800円+税  
180225 詩集 『夜が響く』 秋野かよ子 180304 東京都板橋区 コールサック社 1500円+税  
詩誌 『馴鹿』68号 我妻洋 180228 栃木県宇都宮市 tonakai 500円  
180224 二人詩誌 『風』26号 日高のぼる 180220 埼玉県上尾市 春と風出版 非売品  
180223 詩誌 『ネビューラ』59号 壺阪輝代 180220 岡山市北区 非売品  
180222 詩誌 Zero』9号 暮尾淳 180221 東京都中野区 500円  
180220 会報 『かわさき詩人会議通信』86号   180301   非売品  
180218 詩誌 『環』161号 若山紀子 80220 名古屋市守山区 「環」の会 500円 藁科眞魚エッセイ中の神父の言葉〈言葉には限界があります。自分の思っていることを正確に伝えられる人は誰もいません。(略)しかし人は、あなたの言葉よりも、あなたの普段の行動を見ていて、あなたの人格から言葉を理解しているのです〉…まさに名言。
180217 詩誌 『1/2』54号 近野十志夫 180215 東京都中央区 詩誌『1/2』発行所 400円 呉屋比呂志詩「影を追って」〈影がゆく カカトの音弾ませて/ぼくはまだ立ち上がってもいないというのに〉…影が先に車に乗り込んでしまう、と続く。影は急ごう急ごうとする意識か? 誰も書いていない詩といえる。
180216 季刊詩誌 『タルタ』44号 千木貢 180301 埼玉県坂戸市 タルタの会 非売品 寺田美由記詩「プレゼントされた時間」〈本当は何をしたかったのか/身についた家事をしながら考える/思う存分詩を書いたらと/言われてもねえ〉…退職してからの時間、たしかに詩を書く時間は増えたはずなのだが…。同じような境遇の作者に共感。
会報 『栃木県現代詩人会会報』74号 野澤俊雄 180301 栃木県宇都宮市 齋藤新一方 非売品 野澤俊雄会長挨拶〈私達の使命は人々に喜びを与え平和な社会へと一歩でも前へ進み出す勇気を呼び起こす作品を作り出すこと〉…詩人の“使命”について考えさせられた。
180213 詩誌 『茜』34号 高橋晟子 180124 東京都渋谷区 茜の会 非売品 三枝規子詩「冬の公園」〈買い物帰りのお母さんが ブランコに乗っている/ブランコが心配になる〉…人気(ひとけ)の無くなった公園のブランコ。“心配”は気になる言葉だが、置き去られたようなブランコを案じてのことか。
180206 詩誌 『木偶』107号 増田幸太郎 180228 東京都八王子市 『木偶』編集室(連絡先) 500円 野寄勉評論「坂井徳三の詩『伏字』」…1901〜1973のプロレタリア詩人。「伏字」は1936年風刺詩集にあったものを論評している。今の時代に改めて繙く必要を感じた。
詩誌 『花』71号 菊田守 180120 東京都中野区 花の会 700円 堀内みちこ詩「日が暮れるとわたしは大工になる」〈生きていることって山盛りの死よ〉…亡くなった多くの親族への哀歌。たしかに山盛りの死≠フ末に私たちは生きている。
個人誌 『凪』38号 星清彦 180109 千葉県八千代市 非売品 評論「『大正俳壇の啄木』と言わしめた境涯の俳人」…両足麻痺で小学校にも行けなかった富田木歩の評伝。関東大震災により26歳で夭逝。発掘の尽力に敬意を表したい。
180205 詩誌 『真白い花』18号 村尾イミ子 180210 東京都日野市 非売品 山本みち子詩「むらのはなし 冬景色」〈肥沃な農地を削り 拡げられた幹線道路を/昼夜たがわず行き交う大型車両は/濁った息をキャベツ畑に吹きかけてゆく〉…排気ガスを“濁った息”としたのが見事。
180202 創作集 『詩物語4 あかとんぼ幻影』 後山光行 180215 大阪府岸和田市 粋青舎 非売品 創作“童話”4編を載せる。“童話”という言葉に違和感があり、“詩物語”としたとのこと。未発表の「花屋さんのハンカチ」が良い。
一人誌 『粋青』92号 後山光行 1802 大阪府岸和田市 粋青舎 非売品 詩「私の机の上に」〈きれいな本より/きれいな作品がほしいと願っている〉…要は内容、ということだろうが、両方満足させたいですね。
詩誌 『礁』45号 穂高夕子 180131 埼玉県富士見市 非売品 穂高夕子詩「枯葉という名の」〈一枚の葉が/風もない陽中に落ちてきた/きっと/葉の強い意志で/今日を選んで離れたのだろう〉…落ちる枯葉に意志がある、と採るのは、さすがは詩人。


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