きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
murasame mongara
新井克彦画「ムラサメモンガラ」




2000.11.20(月)

 今日から出勤。5日も会社を休んでいると、やっぱりシンドイですね。でもまあ、なんとか乗りきって、夜は中学校PTAの役員会。こちらは2時間の予定が1時間で終わって、やれやれ、かな。もうこの時期になると議題も少なくて楽になってきます。トピックスは少子化問題ですね。現在の全校生徒が60名。それが来年になると50名になるというんですから、いくら小規模校とはいえ大きな問題です。PTA役員の数や学校行事も今までのようにはいかなくなるでしょう。規約改正を含めて考えていかなければならないねえ、というところに落ち着きました。
 こうなったら開き直って小規模校の良さを追及するしかないでしょうね。幸い学校行事に参加する家庭の多い地域なんで、親子・教員・地域が一体になって活動できる素地があります。そんな特色を生かした学校にできるんではないかと思っています。
 で、以前言われていた来年度の会長をやれという話。指名委員長に聞いたら、他の人に決まりそうです。良かった! 日の丸・君が代の反対声明を書くような男を会長にしたら、自分でもどんなことになるか判りませんからね。とりあえず波風立たない学校になりそうです(^^;;



詩歌鑑賞ノート
伴野憲詩集『クルス燃える』を読む
shiika kansyo note
2000.11.20 名古屋市名東区 阿部堅磐氏発行 非売品

 タイトルの「クルス」はクロス・十字架のことでした。キリスト教迫害の時代を描いた詩集に対する「鑑賞ノート」です。一冊の詩集に対してA4版で22頁に渡るものです。引用してある作品は全文引用ですから、この「鑑賞ノート」を読む読者にはありがたいことです。もちろん私もこの詩集は拝見していなくて、引用された作品から詩集の全体像を知りました。
 ここでまた、その作品を引用するのも孫引きになって、どうかと思いますのでやめますが、阿部さんの文章の中で次のような言葉がありましたので、それを紹介します。
--------------------
私は本稿を書くに当って、キリシタン関係の書物を大小合わせて十余冊程、目を通してみたが、詩作品の核心を握る為には、つまり作者と同じだけの教養の程が必要ではあるまいかと痛切に思い知らされた。
--------------------
 事実、巻末には参考資料として14冊の書物の名前が出てきます。一冊の詩集を鑑賞≠キるために、そこまでの努力をしていることに敬服し、そこまで読み込まれている『クルス燃える』という詩集、伴野憲という詩人は、最高の幸せではないかと思いました。そして、阿部さんがそんなに惚れこんでいる詩集なら、私もなんとか手に入れたいものだという気になりますね。詩集の本当の読み方を教わったと思います。



詩とエッセイ誌『山脈』107号
sanmyaku 107
2000.11.20 神奈川県横須賀市 筧槇二氏発行 500円

 私の所属する『山脈』の最新号です。新装なりましたけど、画面で見るとちょっと汚いですね。本物はもっときれいです。お手元に届いた方はじっくりご覧ください。
 自分の雑誌ですから内容は省略しますけど、今回も同人全員の執筆があったことを述べておきます。たまに欠稿があります。編集者としては全員参加というのはうれしいものです。他の雑誌に参加の皆さん、ご自分の雑誌への欠稿はお避けください、、、って余計なおせっかいですけど(^^;;



 
   [ トップページ ]  [ 11月の部屋へ戻る ]