きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝




2008.12.11(水)


 本日も特に予定のない日。終日、いただいた本を拝読していました。




新・日本現代詩文庫57『網谷厚子詩集』
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2008.11.30 東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊 1400円+税

<目次>
詩集
『時という粋の外側に』(一九七七年)抄
時という枠の外側に・8           青いままで・9
つれづれなるままに・11           バスストップで・12
袋小路にあるアトリエのトルソー・14     待ちぼうけに酔い痴れていると・16
水先案内人・17               おぼろおぼろに・19
ピストルを向けられた犬と・20
詩集
『洪水のきそうな朝』(一九八七年)抄
だから紙飛行機を・22            逃れたい朝まだき・24
アンモナイトの夢・26            洪水のきそうな朝・27
いつまでもイコール・29           理解・31
いつかキャッチしてほしい・32        パラドックス・34
マザーランド・35              棲む・37
妹はキャベツ畑から生まれる・38       草を刈らさね・39
詩集
『夢占博士』(一九九〇年)抄
縹色の夜・41                漁
(すなど)る・42
シェイプアップ・プラザ・44         少女浮遊・45
春になるまで・47              記憶・48
荒ぶる神・49                魂守
(たまも)る人・50
五十二番のバスに乗って・51         はかなしごと・52
儀式
(セレモニー)・53.             夏に溶けていく・54
もっと不思議な朝・56            夢旅・57
詩集
『水語り』(一九九五年)抄
遙かな国・58                桜前線・60
舟の一日・61                渇いている・63
青春・64                  君の名前を呼んだ・65
関係・66                  アートな現在・68
マンダラ・69                セント・メリー大聖堂で・70
坑道にて・72                水語り・73
詩集
『万里』(二〇〇一年)抄
風祭り・74                 万里・75
水姫・77                  飛仙・78
月花・79                  きらら・81
茫々・82                  超える・83
孤猿・84                  白の復活・85
イノセントな朝・87             天上・88
未来・89                  親と子・91
夢大陸・92                 燦々・93
あわあわと・94               不思議の国・95
詩集
『天河譚−サンクチュアリ・アイランド(二〇〇五年)抄
旅の途中・97                日出る国・98
ボニン・アイランド・100           十七歳・101
サンクチュアリ・102
.            たまきはる・103
ゆらり・105
.                落日・106
漂う・107
.                 獣道・108
帰郷・110
.                 邂逅・111
なくす・112
.                天河・114
遙かな道・115
.               聖夜・116
渡る舟・117
エッセイ
詩的言語論−〈歌ことば〉からの照射−・122
. 思惟に滑り込む影−「蝶」を巡って・130
JAPANポエムの向かう道・137
解説
星野徹 網谷厚子氏の紹介−日本詩人クラブ新人賞に際して−・146
岡野絵里子 旅人の帰還・150
年譜・160




あたしたちはどこまで
歩いていくのだろう
人工衛星の破片が
驟雨のように襲ってくる
びしびしと
あたしたちは
あたしたちの罪に打たれている
危い
と告げる口さえ
あたしたちはいつの間にか失って
   (「アンモナイトの夢」より)




詩と評論『日本未来派』218号
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2008.12.1 東京都練馬区 西岡光秋氏発行 800円+税

<目次>
<眼> 思い出したこと            小山 和郎 表紙2
<特集> 池田克己再考
詩人、池田克己−無技巧の技巧         倉持 三郎 26
敗戦と詩人−「法隆寺土塀」までの道       川島  完 30
戦後詩再見−池田克己の「法隆寺土塀」について 木津川昭夫 36

骨          星  善博 2     名場面        山田  直 3
初恋         藤森 重紀 4     荷物         水野ひかる 5
触媒         鈴木美技子 6     悔恨の季節      武田  健 7
愛しのマルガリータ  青柳 和技 8     生きる        菊地 礼子 10
Blue Sea Star.   林  柚維 11     新芽         中村 直子 12
大地         宮崎八代子 13     あなたはいないだろう 後山 光行 14
夏の旅−遠野を訪ねて 柳田 光紀 15     光の飛沫をあげて   建入 登美 16
脛骨骨折       井上 敬二 17     捨てないで     まき の のぶ 18
水無月の頃      小倉 勢以 19     理髪店        南川 隆雄 20
時の情話       川島  完 22     花水木        天彦 五男 23
夢の中の夢      細野  豊 24     夏の終り       瀬戸口宣司 25
<海外詩>アメリカ.角谷昌子訳 37
ニキ・ジョバンニ・最初の想い出他一編     メアリー・オリバー・訪問者
<書簡往来>.坂の上の詩人−川口敏男        壁  淑子 40
<詩との出会い> 達治・J・N・そして師     太田 昌孝 42
<日本未来派の同人たち>.チーオンとお地蔵さま 山内 宥厳 44
<私の処女特集> 詩作もまた生のプロセス     小野田 潮 46

いまさら青      植木肖太郎 47     蟋蟀         中原 道夫 48
虫と耳の関係     千葉  龍 49     くわばら くわばら  掘江 泰壽 50
終戦時行動の一部を起点にする         友だち        伊集院昭子 52
           島崎 雅夫 51     大空に寄せて     藤田  博 53
死者と生者      高部 勝衞 54     ちぐはぐな勢力地図  前川 賢治 56
せつなさの正体    大河内美佐 57     立待月        西田 彩子 58
足が速い       石井 藤雄 59     テニエン       野上 悦生 60
遠雷が近づいて    若林 克典 61     同じ夢のさざめき   平方 秀夫 62
日々の白骨となり   金敷 善由 63     没日
(いりひ)      山内 宥厳 64
現世
(うつしよ)は輪廻の流れに浮かぶ一艘の夢.   北の浜辺にて 水割り 綾部 清隆 66
           森  れい 65     おひねり       杉野 穎二 67
四行詩四篇      小山 和郎 68     歌垣         木津川昭夫 69

盆地の村       石原  武 80     骨折のあと−見えないものを見る
時計         鈴木 敏幸 83                内山登美子 82
みずたまり   くらもちさぶろう 84     そいつ        松山 妙子 85
傾斜地にて      安岐 英夫 86     羽化することばを   角谷 昌子 87
コウトウムケイ    平野 秀哉 88     笑う海        水島美津江 89
寄せ箸        壺阪 輝代 90     水の森        小野田 潮 91
ダウラ・ギリを越えると
.福田 美鈴 92     詩集         川村 慶子 94
姿見         磯貝景美江 95     花は生きる      青木 洋子 96
フイレンツェの鞄   壁  淑子 98     言葉の爪       井上 嘉明 99
画廊         今村 佳枝 100
.    忘れることに     岩井美佐子 101
蜜柑ひとつ      西岡 光秋 102

追慕の枝折      川村 慶子 70     濁川 棄郷記     石原  武 71
国会図書館の「日本未来派」          詩とカフカ      井上 嘉明 71
           倉持 三郎 71     一篇の詩が届けてくれたもの
一期一会と凾館    鈴木美枝子 73                壺阪 輝代 72
真夏の夢       林  柚維 74     今、思うこと     森  れい 75
ひとりごと      磯貝景美江 76     病に倒れてから    島崎 雅夫 77
エッセイに代えて
.序章.石井 藤雄 78     森はすごい      掘江 泰壽 79
<なつかしい一冊>.『童謡・唱歌の世界』…………………………………西岡 光秋 108
<詩書瞥見>.………………………………………………………………………倉持 三郎 106
書評
金敷善由詩集……………高橋 昭行 103
.    壺阪輝代詩集……………大掛 史子 104
西岡光秋句集……………八木 忠栄 105
短信往来106・107 投稿作品 植木肖太郎・松山妙子109 同人住所録113 投稿詩応募規定106 編集後記114
表統・カット 河原宏治




詩誌『仙人掌』16号
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2008.12.15 名古屋市中区   代表中村登氏 非売品
朝日カルチャーセンター現代詩講座「仙人掌の会」発行

<目次>
老・野の聖者      伊藤早苗 2     待ち惚け・もう暗くなった 島田順一 6
題をつける       中村 登 10     空模様・白い光景     峰岸英子 12
盲いて・形象      若見政宏 16     休日・愛ちゃん      渡辺慶子 20

竹内造三たちの「伊勢文学」の作品とその周辺1 渡辺正也 16
後記 28
会員名簿        ●表紙〈絵・題字〉  小酒井久子



   
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