きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝




2008.12.22(月)


  その1

 午後から湯河原町の「グリーン・ステージ」で櫻井千恵さんの朗読会が開かれました。朗読作品は日下圭介の「蜜と毒」。
1988年に『別冊小説宝石』に発表したもので、日本推理作家協会の『推理小説代表作選集推理小説年鑑 1989年版』に収録されているようです。

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 小さな写真でゴメンナサイ。後の方から携帯で撮りました。
 日下圭介は40歳を過ぎて朝日新聞を退社し、その前後から江戸川乱歩賞や日本推理作家協会賞なども受賞しているのですが、残念ながら2006年に66歳という若さで亡くなっています。そんなことも櫻井さんの朗読をきっかけに調べてみました。





今泉協子氏詩集『蔦の這う家』
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2008.11.30 神奈川県横須賀市 山脈文庫刊 2000円+税

<目次>
午下りの紅茶 8   見舞 10       水引草 12
野川の散歩 14    蔦の這う家 18    パンジー 22
梵天 26       買物籠 30      天目茶碗 34
枯山水の庭 38    灯籠 42       食卓 46
編む 48       ペンを持つ時 52   縮図 56
お裾分け 60     美術館で 64     ショパンよ 68
握手 72       霧の橋 76      高橋さんの表札 80
指環 84       故里の家 88     さざんか 92
エッセー 夢二題 97
あとがき 107
装画 中島由夫    装幀 高島鯉水子




 (帯文より)

今朝も詩人はピアノの蓋を開け譜面からぬけ出したショパンに挨拶する。
旋律は蜜蜂が舞う平穏から戦乱かの地へ光と闇を飛ぶ。
この詩人の感受性は時代の波動と人の悲しさを深く捉えている。――石原 武




文芸誌『扣之帳』22号
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2008.12.10 神奈川県小田原市
青木良一氏編集・扣之帳刊行会発行 500円

<目次> ◇表紙 木下泰徳  ◇カット 木下泰徳/宮本佳子/秋山真佐子
ボクの映画館(2) 内田吐夢の『宮本武蔵』−総天然色の中の白黒シーン−平倉 正 2
箱根の露伴−岸 達志 8
酒匂だより−町田紀美子 11
『風祭』という地名 =風まつり習俗探訪ノートから=−田代道彌 12
強羅を通った大名行列−佐宗欣二 33
足柄口談(2) 小田原にあったパイロット農場−益田農場のこと−市川正夫 37
カルメン日記−桃山おふく 43
ちっちやな詩〈くも〉−宮本桂子 49
葛山城と小田原北条氏−今川徳子 与50
『小田原大秘録』への疑問−鳥居泰一郎 54
足柄周辺の碑文を探る(6) 浅間信仰の語り部−富士詩碑考−平賀康雄 58
尊徳とライファイゼン−日本とドイツの借用組合の起源にて−尾上 武 72
悲琴抄−茂木光春 80
読者のたより−89
編集後記
ギャラリー情報(新九郎)−91




会報『木ごころ』12号
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2008.12.16 神奈川県南足柄市 非売品
鈴木章好氏発行責任・木ごころの会発行

<目次>
とびら              …鈴木 章好 1   [詩] カライアピーの鳴る街    …石田 晴生 4
弁慶の「勧進帳」をしてくれた一等水兵…竹内  清 7   オーディション          …滝本小夜子 10
トルコ観光記           …日高 康弘 14   東西の接点トルコの大地を旅して  …米山 淳子 17
奈良の旅             …相原 宗由 25   [短歌] 鴛鴦二つ         …湯山  厚 28
[短歌] 花・木          …越坂部貞子 29   言問橋を渡る           …小山 寛子 30
清水市巴川・うなぎ獲りのはなし  …木口まり子 32   福浦の浜辺で           …丸山 鮎子 35
九十二歳のメル友 村上清さまへ  …平野 博子 42   [詩] 父             …杉本美智子 46
[俳句] 風渡る          …小澤 敬子 48   秋の訪れ             …内藤 房江 50
運転免許証紛失事件        …鈴木 章好 52   ぶらり訪ね歩き〈秋の滝めぐり〉木ごころ編集委員 55
カヤの実(種子)食べたのだあれ? …一寸木 肇 59   編集後記           木ごころ編集委員 60



   
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