きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝 |
2009.2.3(火)
千葉県鴨川市にある仁右衛門島に行ってみました。小田原・石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房に逃れた際、平野仁右衛門に助けられ、この島で平家軍から一時身を隠し、巻き返しを図ったと言い伝えられている島です。昔から所有者・平野仁右衛門が一戸だけ住んでいることから仁右衛門島と呼ばれるようになったそうです。島へ渡るには手こぎの渡し舟に乗って行くしかないという、なんとも風情のある島でした。
写真は島の東側から勝浦方面を臨んだものです。天候にも恵まれ、平野家家屋や頼朝が隠れたと言われる洞窟、仁右衛門島の四季をよんだ句碑などを眺めながら、のんびりと過ごしました。
この島はあまり知られていないようで、房総観光の穴場と云えましょう。一度訪れてみてください。
○詩誌『環』131号 |
2009.1.30 名古屋市守山区 若山紀子氏方・「環」の会発行 500円 |
<目次>
安井さとし 初歩的な胸騒ぎ 2 さとうますみ 荷物を預けるように 6
菱田ゑつ子 日和の冬 8 若山 紀子 落しもの 10
東山かつこ 冬空 12 加藤 栄子 貝の名前 14
鈴木 哲雄 秋の叫び 16 神谷 鮎美 おやゆび 18
<かふえてらす> 22
東山かつこ 加藤栄子 菱田ゑつ子 安井さとし 神谷鮎美 さとうますみ
<あとがき> 若山紀子 26
表紙絵 上杉孝行
○季刊『新現代詩』6号 |
2009.1.15 神奈川県相模原市 中川敏氏代表・新現代詩の会編集 東京都千代田区 龍書房発行 900円+税 |
<目次> 表紙・唐木孝治撮影 デザイン・佐藤俊男
特集・リアリズムとリアリティ
リアリズムは詩に絶望しない…川原よしひさ…6
リアリズムの難路――ルカーチ、オーデン、オーウェル――中川敏…12
一九三〇年代以降の英米の詩…水崎野里子…18
リアリズム詩法
『コスモス』とわたし…暮尾 淳…52
人民詩精神の底流――『コスモス』四三年…西 杉夫…56
我がカミングアウト…黒川 洋…63
詩
直原弘道 居なくなった…22 斎藤彰吾 橋…24
若松丈太郎 恐れのなかに恐るべかりけるは…26 新井翠翹 癌…30
相良蒼生夫 底なしという不況…32 富田不二雄 泥棒だったんです…33
金野清人 白鳥…36 金野清人 強制連行…37
大田 修 外国人研修生を食う…38 下前幸一 行政代執行…40
松本恭輔 日本舞踊…42 松本恭輔 詩吟…42
松本恭輔 津軽夕暮れ…43 小林小夜子 異変…44
渡辺宗子 巡りくる記憶に…45 矢口以文 女と兵隊…46
矢口以文 一平さんと奥様…48
エッセイ
不況のリアリティ 相良蒼生夫…67 「秋山清」の哀愁 富永たか子…68
鏡の中に おだじろう…70 九州新幹線 働 淳…71
靡け、この山−古代史手帖5 篠塚達徳…72 世界詩人会議の基礎を築かれた御三方の御霊前に 川端律子…75
詩
榎田弘二 東野…76 市川つた ぴんぴんころり…80
鏡 たね 廃園にて…81 大谷敏江 「である」の野 82 黄昏は黄昏を産む 83
おだじろう 灰色の雪…84 加藤博栄 砕けた壁…86
唐木たかはる 赤いCAP…88 鬼頭和美 苦海…90
桂あさみ 風の計らい…92 川原よしひさ 丘の上の劇場…93
神田さよ 枕木…94 川本信太郎 秋…96
木村淳子 こぶし…97 紀ノ国屋千 バルカンの果てで…98
草倉哲夫 ウズベクの旅人への歌 100 アムダリア河畔の種売り娘 101
工藤富貴子 難聴…102. 斉藤宣廣 早梅…103 星欄干…103
坂田真希子 二十年目の青空…104. 高橋サブロー 地球復活…106 水盤に生ける花…107
竹中 寛 進化なき変貌U…108. 武西良和 山羊 110 山羊の声 111 山羊の足跡 112 足跡 113
津金 充 男たち(その四)…114 土屋一彦 変な偏…116
宗美津子 黙している木…118. 富永たか子 哀傷…119
永井ますみ バランス…120. 長尾暢子 栽培…122 星座…122
中川 敏 エムペドクレス、エトナ山を降りる(四)…124
野口忠男 夜明けのアオサギ…128. 濱本久子 渡邉先生の向日葵…130
斐青映士 滂沱の雨 132 よろめき 132 胎内自殺 133
藤寿々夢 隠沼(こもりぬ)…134. 藤川元昭 重要な訓練…136
松井裕香 キラの降る闇…138. 丸本明子 迷う…141
三宅遠子 硝子障子…142. みやざきことよ 美咲…144 安住の地…145
結城 文 石鼓鎮の吊橋…146. 水崎野里子 ソウルは雨…148
■現代の名詩 中原かな…150
■詩集紹介
『現代生活語・ロマン詩選』斎藤彰吾…152
川原よしひさ詩集『白い三拍休止』相良蒼生夫…154
連詩集『気づくと沼地に』宗美津子…155
●『新現代詩』第5号合評会報告 149 ●編集後記 156
表紙の言葉 早春の雪をとかし顔を出す土筆(つくし)の群れ、命の強さよ。(唐木)
カット・森口賢一
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