きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝




2009.2.22(日)


 世田谷の静嘉堂文庫美術館という処に初めて行ってみました。閑静な住宅街に森があるという感じで、なかなか良い所でした。この文庫のあらましをパンフレットから紹介しますと、次のようになります。

 <静嘉堂は、二子玉川の近く、閑静な住宅街岡本に位置しています。正門から木立をぬけて小高い丘に上がると、文庫(大正期の建築)と美術館が円池をめぐって並び、訪れる人を迎えます。
 ここ静嘉堂は、岩崎爾之助(1851〜1908、三菱第二代社長)と小彌太(1879〜1945、同第四代社長)の父子二代によって設立され、昭和15年に財団法人となりました。現在、国宝7点、重要文化財83点を含む凡そ20万冊の古典籍と5,000点の東洋古美術品を収蔵しています。
 図書を中心とする文庫は、明治25年の創設以来、和漢の古典籍の蒐集に努め、保存を主とした専門図書館として活動しています。
 美術館は、文庫創設百周年の記念事業として建設され、平成4年4月にオープンしました。爾之助の蒐集が絵画、彫刻、書跡、漆芸、茶道具、刀剣など広い分野にわたるのに対して、小彌太は特に中国陶磁を系統的に集めている点が特色となっています。
 静嘉堂の名称は、中国の古典『詩経』の大雅・既酔編の「
(へんとう)静嘉」の句を出典とし、爾之助が堂号として用いました。祖先の霊前への供物が立派に整うことを意味しています。
 庭内に広がる豊かな自然とともに、数々の美術品との出会いをお楽しみいただけます。>

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 三菱の社長が造ったのでは、立派なわけです。写真が文庫です。美術館は左手になります。美術館の入場者は10人ほどでしょうか。日曜日ですけどのんびりと鑑賞できました。美術館では「古地図の楽しみ −江戸時代の町を歩く−」という企画展が開催されていて、これも良かったです。江戸はもちろん現在の東京も詳しいわけではありませんけど、私なりに江戸と東京の比較ができて楽しめました。
 東京の区部でこれだけ豊富な緑がある処は、皇居を除けば珍しいでしょう。美術館かもさることながら庭園も素晴らしいです。お薦めのスポットですね。




詩誌『潮流詩派』217号
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2009.4.1 東京都中野区
潮流詩派の会・村田正夫氏発行 500円+税

<目次> 写真→林洋子
特集 港
神谷  毅 心への帰港 7
村田 正夫 港 8             鈴木 茂夫 港区で 8
清水 博司 港 9             勝嶋 啓太 風景 9
宮城 松隆 空港(カデナ) 10       小野 進一 那覇港一九七六年二月 10
鶴岡美直子 港 11             新井 豊吉 さがしもの 12
加賀谷春雄 テーブル上の港 12       丸山由美子 港・遅刻した女 12
竹野 京子 病院の (港の絵) 13     水崎野里子 パール・ハーバーを忘れてはいませんか? 14
荻野 久子 港へ 14            藍川外内実 港 15
土屋  衛 炎える港 16          千葉みつ子 母港 16
麻生 直子 闇の避難港 17
状況詩篇
藁谷 久三 風薫る/原爆の日 18      大島ミトリ 海にきて 18
福島 純子 ペーパーワールドの崩壊 19   山本 聖子 あぶら取り紙 20
戸台 耕二 メタボな日々 20        平野 利雄 コラージュ(星の猿) 22
津森美代子 0と1 23           熊谷 直樹 夢のない人生 24
藤江 正人 感謝もしくは商売 25      井口 道生 悔いが残る 26
尾崎 義久 あれよあれよ…… 27
詩篇
林  洋子 セコイヤメスギ 右に成る 28  清水 洋一 箒 28
桐野かおる 注告 29            まちえひらお 空 30
藍川外内美 成長 30            原ア 恵三 忘れものは何ですか? 31
若杉 真木 時の責任 32          皆川 秀紀 時代/Works 32
平井 達也 います、いますか081030 33   夏目 ゆき 武器持たぬ者は 34
田島 美加 梅雨の晴れ間 34        飯田 信介 解き放たれて(三) 35
戸台 耕二 藪の中 36           山下 佳恵 かぶとむしとカラス 37
津森美代子 島根 38            伊藤 美佳 白い月 39
舘野菜々子 赤い女の子 40         時本 和夫 かな子・周子 41
比暮  寥 虹色の雲 42          中村 恵子 秋の青年 44

●世界の詩人たち(23) 水崎野里子 イタリアとアメリカの労働の唄 50
詩とアンソロジー 回想の詩と時代(13) 村田正夫 52
B面のレコード 麻生直子論(7) 丸山由美子 62
アメリカは遠い海の向こう 福島純子 66
ことばへの愛惜と焦燥 清水博司詩集『ことばは透明な雫になって』評 加賀谷春雄 68
詩人の立ち位置 清水博司詩集『ことばは透明な雫になって』評 戸台耕二 70
まっすぐなことばの力 清水博司詩集『ことばは透明な雫になって』評 夏目ゆき 72
ことばの本質をさぐる 清水博司詩集『ことばは透明な雫になって』評 山崎夏代 74
ブックス 鈴木茂夫 安水稔和詩集『久遠』 坂本つや子詩集『貌のない国』・他 76
マガジン 山崎夏代 極光10号 現代詩神戸226号 三重詩人209号・他 78
前号展望 山本聖子 〈橋〉の力学的作用 80
潮流詩派ベスト5/メモランダム 82〜83
リスト/入会ガイド 84〜86
編集後記 (村田正夫)




詩誌『六分儀』34号
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2009.2.18 東京都大田区
小柳氏方・グループ<六分儀>発行 800円

<目次>
古谷鏡子 音のはなし 1
夏目典子 記憶にない、けれど 5
島 朝夫 茜 8
鶴岡善久 谷津筆記*9《風雅黙示録》の塚本邦雄 10
樋口伸子 ノヴァ・スコティア 15
小柳玲子 忘れられた曲 18
林 立人 蝶の骨  22
夏目典子 永遠なる翳 ドミニク・アングル  26
表紙/林 立人




個人詩誌『伏流水通信』30号
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2009.2.15 横浜市磯子区 うめだけんさく氏発行 非売品

<目次>
酒場のホースネック…長島 三芳 2     少年の海………………平林 敏彦 4
草の兄に………………永野るり子 6     位置……………………植木肖太郎 8
海の獣…………………村野 美優 10     くさぐさの唄……うめだけんさく 12
風の素描…………うめだけんさく 13
  *
フリー・スペース(29) 友人に会った……金井雄二 1
  *
〈エッセイ〉島尾敏雄の作品から…うめだけんさく 14
  *
後記………………………16
深謝受贈詩誌・詩集等…16



   
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