きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.4.18 東京国立博物館・平成館 |
2009.5.22(金)
夕方から四谷の韓国文化院に行ってきました。「韓日交流 詩と音楽の集い」への参加です。韓国語の朗読のあとに、日本語の翻訳を朗読してくれと頼まれたものです。そのためリハーサルもあって、開演の2時間前から待機していました。
韓国舞踏があり、韓国の伝統楽器の演奏もあって、出演そっちのけで楽しませていただきました。朗読は日本人と韓国人が交互に出演し、日本語には韓国語の翻訳、韓国語には日本語の翻訳が付くというもので、私は文貞姫(ムン・ジュンヒ)という女性の作品の翻訳を朗読させていただきました。
写真は会場の雰囲気です。撮影は梁瀬重雄さん。銀塩の印画紙から電子化していますので、ちょっと甘くなってしまいました。梁瀬さんのオリジナルはもっと奇麗です。
立っている女性が文貞姫さんですが、この人はなんと韓国東国大学の教授とのこと。私なんかの朗読では申し訳なかったかなあと思っています。でも、西岡光秋大先輩には「うん、なかなかよろしい」と言ってもらえましたので、無礼なことにはならなかったんでしょう。
会場は300人ほどの広さ。ほぼ埋まりましたから大したものです。終わって懇親会は、見晴らしの良いロビーで、韓国文化院主催の立食でした。今回は韓国大使館が共催し、日本詩人クラブ、日本現代詩人会が後援しています。たった1編の朗読でしたが、両国の文化交流に少しは役立てたかなと思っています。お呼びくださりありがとうございました。
○山田隆昭氏詩集『鬼』 |
1986.8.20 東京都足立区 銀嶺舎刊 1500円 |
<目次> 装丁・口絵●阿伊染 徳美
鬼 T 8 鬼 U 12 鬼 V 16
鬼 W 20 鬼 V 22 鬼を言う 26
鬼門 30 鬼歯 34 鬼の指 38
般若 42 疑問符 46 遍路 48
帰路 52 家 56 部屋 58
阿吽の鈴 62 残る言葉 64 伝説 66
いたこ 68 米 72 晴天 76
あとがき 81
上述の〈詩と音楽の集い〉で著者より頂戴しました。というか、「また持ち帰るのも重くて大変でしょう」と言いくるめて、強引に略奪した戦利品です。サインまで入れてもらって(^^; 山田隆昭さん、ありがとうございました!
○詩とエッセイ『異神』104号 |
2009.4.5 福岡市中央区 各務章氏発行 500円 |
<目次>
「小詩集」
金子秀俊 滄波を渉る3 羽栗親子(はぐりのおやこ) 1
田中裕子 風葬 7 干ししいたけ 9
麻田春太 外傷構築 11 追われゆくもの 12
田中圭介 だんご虫になった男 15
各務 章 誕生日 19 星のひかり 20
「エッセイ」
各務 章 (一)「おくりびと」を体験して 22 (二)「はかた」の鎮魂歌 26
「編集後記」 各務 章 33
○詩誌『現代詩図鑑』第7巻2号 |
2009.5.25 東京都大田区 ダニエル社発行 600円 |
<目次>
表紙画・・・・・・・・・・来原貴美 『悲しみの鐘』
森川雅美・・詩は滅びない・・2
有働 薫・・実生の枇杷の木・・8 福田武人・・・面子の山・・14
浜田 優・・不眠・・16 小島きみ子・・Grund(根拠)・・21
白井明大・・おしりの名まえ・・24 佐藤 恵・・・トルソ・・27
岡島弘子・・マスクの中で・・30 高木 護・・・大根漬け・山ん風・・34
高澤靜香・・春のへんじ・・37 眞神 博・・・善も悪も鳥肌が立つ・・40
原利代子・・砂・・43 山之内まつ子・乖離・・46
北川朱実・・四月・・50 橋渉二・・・貧しい人・・54
若狭麻都佳・Flower of evil・57 山岡 遊・・・死者の愛・・60
坂多瑩子・・耳をすます・・64 神原芳之・・・闇の花・・67
枝川里恵・・夢からの手紙 −届く音・・70 北川浩二・・・<会うまでの>・・73
佐藤真里子・春の電車・・76 松越文雄・・・待合室で・・80
北野 丘・・あかる小石・・84 森川雅美・・・<良いことは突然起こる>・・87
春木節子・・秋の一日(ひとひ)の 高原へのオード・91 海埜今日子・・あめのとりふね・・94
倉田良成・・・ゆめのかよひ路・・100 支倉隆子・・・ホ短調・・・・・・104