きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.10.9 八方池




2008.11.22(土)


 
拙HPの今後の運営について

 本当の「今日」は2009年5月6日です。約半年遅れで寄贈図書を紹介してきましたが、さすがにこれだけ遅れると、鈍感な私もいささか気がひける毎日です。この半年分を早急に取り戻し、かつ、今後いただくであろう詩書を今までのスタイルでタイムリーに紹介する自信がなくなりました。勝手ながら今後は下記のように運営したいと思います。

1.寄贈図書の紹介は表紙、目次のみとし、1編の作品全文紹介と拙感想文を省略します。
  ・第1詩集、詩誌創刊号、拙HPで初めて紹介するものは、できるだけ作品紹介と拙感想文を載せさせていただきます。
  ・後日、書評などで作品に触れた文を書く機会があったものは、遡ってそれを載せます。

2.寄贈図書に対しては原則的に礼状やお礼のメールを出していましたが、今後は省略させていただきます。
  ・これは作品を紹介することで著作権をクリアーする必要があり、礼状がその任を担っていたという性格がありました。
   作品を紹介しなければ著作権を考慮する必要がないと考えられますので、割愛させてください。

3.寄贈図書は従来通り保管させていただきます。
  ・高い送料をお支払いいただいて寄贈された図書は、おそらく1万冊にのぼるだろうと思います。
   その全てを、整理は悪いのですが保管してきました。今後もそれは続けるつもりでおります。
   現在、実家と拙宅に分散している図書を、近い将来、拙宅に小さな図書室を設けて、そこに統合する予定です。

 1999年1月17日より拙HPを開始して、なんとか丸10年、2009年1月17日までは同じスタイルで続けたいと思っていました。しかし、現状ではそこに到達するまでさらに半年ほどを費やしかねません。苦肉の策として上記を考えました。悔しくてしょうがないんですが、いたし方ありません。事情をくみ取っていただければ幸いです。今後とも拙HPをよろしくお願いいたします。




島田陽子氏詩集『私が失ったのは』
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2008.12.6 大阪市北区 編集工房ノア刊 2000円+税

<目次>
 
T
わたしが失ったのは 8           侵蝕 10
ゆるやかに 12               プロローグ 14
数値 18                  水にんげん 22
朝 26                   沈黙 28
見逃したのは 30              存在 34
ステージ 38                蟹 42
ちょっと旅行してきます 44         闇 46
 
U
術後 50                  魔睡 52
病家の花 54                かたちあるものは 58
川下り 62                 ひとより長い 64
毒草 68                  さらされる 72
さくら貝 76                階段 78
危険因子 80                見られるもの 82
 
V
左へ曲がるバス 86             夢 88
海から戻った赤ん妨 90           滝 92
顔 94                   このからだから 96
日と木の関係 98              星になる 102
 *
あとがき 106




月刊詩誌『柵』264号
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2008.11.20 大阪府箕面市
詩画工房・志賀英夫氏発行 572円+税

<目次>
現代詩展望 詩的共同体と理念 吉本隆明『日本語のゆくえ』…中村不二夫 78
戦後史の言語空間(1) 審判の構造…森 徳治 82
流動する今日の世界の中で日本の詩とは(47) 愛と悲しみと怒りと告発と 御庄博実『ふるさと−岩国』…水崎野里子 86
風見鶏 丸山勝久 曽我部昭美 折山正武 佐藤文夫 日高のぼる 90
現代情況論ノート(31) 終りなき戦争…石原 武 92
詩作品□
門林 岩雄 盆の池 4           黒田 えみ 化石の村 6
小城江壮智 クリスマス・イブ 8      肌勢とみ子 フォーカス 10
柳原 省三 鳥インルネエンザ 12      名古きよえ 私の港 14
佐藤 勝太 朝陽に向かって 16       小沢 千恵 珍友 18
鈴木 一成 いろはにほへと 20       松田 悦子 見送り 22
中原 道夫 蟋蟀 24            江良亜来子 初冬 26
山崎  森 バス停の名前 28        織田美沙子 なんとなくという不安 30
進  一男 カンナ 32           北村 愛子 かすかな光でも 35
南  邦和 古代史人名事典 1 38     安森ソノ子 講演後のギター 3 41
笠原 仙一 幻光 44            小野  肇 木々は青 50
秋本カズ子 岩屋に咲く 52         八幡 堅造 ケチで言うのではないが 54
水崎野里子 ヒロシマ連詩 2 56      宇井  一 今川氏真 58
月谷小夜子 おとずれた秋 60        北野 明治 愛 62
西森美智子 山の向こう 64         前田 孝一 おかしな夏 66
今泉 協子 トキの視線 68         若狭 雅裕 銀杏落葉 70
野考比左子 いとしいひと 72        三木 英治 午後の青春 74
徐 柄 鎮 市の魚屋さん 76
世界文学の詩的悦楽−デイレッタント的随想(30) 現代アフリカアンソロジーより アフリカの悲歌 …小川聖子 94
「コクトオ覚書」まとめ 21世紀のオルフェ 2…三木英治 98
小島禄琅氏逝く 六十年の軌跡…志賀英夫 100
『戦後詩誌の系譜』落穂拾い(5) サークル誌…志賀英夫 105
心に残った五冊の詩集…中原道夫 106
 小長谷源治『探している』 由良恵介『死んだらあかん』 斎藤なつみ『私のいた場所』 小森香子『生きるとは』 松山妙子『この坂』
受贈図書 116   受贈詩誌 113  柵通信 114  身辺雑記 117
表紙絵 野口晋/扉絵 申錫弼/カット 中島由夫・野口晋・申錫弼




『栃木県詩人協会会報』23号
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2008.10.30 栃木県芳賀郡茂木町 森羅一氏発行 非売品

<目次>
詩友たちとのとちぎ鮎ツアー/螺良君枝 1
会員エッセイ
 簾/白沢英子 2              ボードレールについて/森 羅一 2
 秋季運動会/螺良君枝 3
会員の詩
 対話/戸井みちお 4            老い・紫陽花の季に/岡田泰代 4
 雨ノ日ノ/松井し織 5           秋色と風/大木てるよ 6
 冬の虻/松本ミチ子 6           混色/白沢英子 6
 劇場/原 始 7              城/綾部健二 7
小林猛雄氏のこと/遠藤秋津 8
本の紹介 8
会員の近況 9
栃木県詩人協会会報総索引(第一号〜第十二号) 10
アンソロジー09の刊行予告 12
高内壮介著作の紹介(9) 12
寄贈誌御礼 12
編集後記 12



   
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