きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.10.9 八方池




2008.11.23(日)


  その1

 以前から行ってみたいと思っていた「町田市立国際版画美術館」を訪れました。なぜ行ってみたいと思ったか…。小田急線に乗るたびに、町田駅と玉川学園前駅の間に看板が見えていたからです。小田急線に乗り始めて40年ほど。気づいたのは20年ほど前からでしょうか。20年来の片想い≠ェ成就しました(^^;

 場所は小田急線町田駅から歩いて30分近く掛かりましたが、広大な芹ケ谷公園の一角にあって、なかなか佳い処でした。常設展は「池田満寿夫 ――愛とエロスの過程」、特別展は「ピラネージ版画展2008 ――未知なる都市の彼方へ――」というものをやっていました。
 特別展の後援はイタリア文化会館ということでも分かる通り、ピラネージはイタリアの版画家です。1720年生、1778年没。建築家・考古学者でもあったそうで、自ら発掘・測量を行った遺跡を銅版画にしたものが多くありました。古代ローマが紙の上に再現された絵はおよそ200点。モノクロの圧倒的な数量に固唾を呑んで見てまわりました。18世紀当時の写真集という趣ですかね。

 常設展も展示替えをやっているようですから、何度でも行ってみたくなる美術館です。お弁当を持って公園を散策しながら、というのも良いでしょう。静かな、お薦めの美術館です。




新・日本現代詩文庫55『高橋次夫詩集』
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2008.11.20 東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊 1400円+税

<目次>
詩集『鴉の生理』(一九八一年)全篇
序・10        面・12        首・12
穴・13        鴉の生理・14     熱帯魚・15
のっペら棒・16    野晒しの鯨・16    濡れた砂浜・17
囚人の部屋・17    影・19        日課・19
夜の底で・21     大仏・23       ガラスの向うから・24
走る・25       失踪・26       蜘蛛・27
柘榴・28       鴉の存在・28     夜の向うがわで・29
冬の朝に・29     みじろがずに・30   一歩・31
十月の傍観・31    海・32        植える・33
葱・33        盆栽・33
北満平原
  原野の冬・34     春の一瞥・35     真夏の天・35
  冬の鷹・36      葬列・37       吊るす・38
あとがき・39
詩集『骨を飾る』(一九八五年)抄
 T
薔薇・41       拭う・42       捨てる・44
揺らぐ・45      執行・46       飾る・47
葬・48        ありみち・48     雪に関する七つの短章・50
論・50
 U
陥穽・52       朝食・52       青空・53
頸淋巴腺炎・54
あとがき・54
詩集『高橋次夫詩集〈距離〉』(一九八七年)抄
音・55        自燃・56       包む・58
温もり・59      截る・59       生える・60
風よ・61       山上湖・62      距離・63
扉・64        五月・65       姿勢について・65
あとがき・66
詩集『花脣』(一九九二年)抄
花・67        眼・67        首のない骨・68
あとがき・69
詩集『掻痒の日日』(一九九四年)抄
雨・70        叫び・71       赭富士・72
沈む富士・74
掻痒の日日
  掻痒の日日・75    鏡・75        齧
(かじ)る・75
  噛む・76       咬む・76       鴉・76
  朝・76
鳥について・77    石を積む・78     むらさきつゆ草・79
形・80        仏 ひとり・81
あとがき・82
詩集『孤島にて』(二〇〇〇年)抄
雪の風景・83     立春・84       櫻の枝・85
顔を隠して・87    犬の独白
(ひとりごと)・88 螢・89
孤島にて・90     背中・91       南天・92
肝斑
(しみ)について・92 時間について・93
五月
  荒川河畔・94     椿・95        芯・95
道・96        虻・96        蟹・97
葬列のように・97   山櫻・98       河・100
あとがき・101
詩集『雪一尺』(二〇〇七年)全篇
杭・102
.       闇について(1)・103  闇について(2)・104
闇について(3)・105  闇 素描・106
.    梵鐘・107
空腹について・108
.  ふるさと・109.    青い焔・110
林檎・111
.      今わの際まで・112.  道連れ・114
雨・115
.       日が昏れるまでは・116 さざ波立つ皮膚・117
川岸に佇つ男・118
.  疵を残した石のような・119
折れたねこじゃらし・120
.          土の色・121
明るいわけでもないのに・122
.        歩いて行く・123
わたしを 何処につれてゆくの・124
.     城・126
雪一尺・127
あとがき・128
未刊詩集『孤性の骨格』より
唖蝉・129
.      貼りつけられた顔・129 哀悼・130
夜陰の正座・132
.   秩序・133.      姿勢について・134
孤性の骨格・135
エッセイ
現代詩と想像力・138
. 窯変する動物たち・141 抒情と叙事・146
解説
木暮克彦 原風景を求めて・152
.       友枝 力 高席次夫小論・154
松本建彦
.『雪一尺』の底のそこまで・160
年譜・165




津坂治男氏詩集『光の階段』
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2008.11.25 大阪市北区 竹林館刊 2000円+税

<目次>
つなぐ
星 8        山茶花 10      無限? 12
宣言 14       たましいだけ 16   つなぐ 18
カラス 20
わたしのなかの
フジ 24       遠い道 26      立冬 30
わたしのなかの 34  寿命 38       出来れば―― 42
千切れたら 44
Are you ready?
階段 50       
Are you ready?.52 写真 56
成仏 60       ニアミス 62     人百倍 66
あとがき 71




津坂治男氏著『佐佐木信綱と新体詩』
――『山高水長』に見る雅の抒情
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2008.11.1 三重県鈴鹿市 私家版 非売品

<目次>
『山高水長』の成立 1     「そなれ松」 2
さだめ・人の世 3       短詩の試み 4
『磯馴松』 5         「夏は来ぬ」をめぐって… 6
明治三十年前後の信綱 7



   
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