きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
081121.JPG
2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝




2008.12.8(月)


 太平洋戦争(大東亜戦争)の67回目の開戦記念日。この戦争の呼称についての考え方が、最近、変わってきました。以前は大東亜戦争という言い方が嫌いだったのです。当時の政府・軍部の呼称ですし、大東亜共栄圏から発した言葉のようで、アジア蔑視を感じたからでした。それに対して太平洋戦争は日米の戦争という意味合いが強く、なによりスマートな言い方のように思っていました。
 しかし、太平洋戦争と言ったときにはアジアが忘れられていると思うようになりました。太平洋を挟んだ戦争と、アジアを巻き込んだ戦争の両方を日本は仕掛けたわけで、たかが呼称とは言え、片方を切り捨てるわけにはいかないと今は思っています。さらに大東亜共栄圏構想は、当時の日本の本質で、そこから数々の悲劇を東アジアの人たちに齎したわけですから、逆に捨ててはいけない言葉だと思うようになった次第です。

 正確には大東亜・太平洋戦争と呼ぶべきなのでしょう。しばらくは太平洋戦争(大東亜戦争)とし、もう少し考えてみたいと思います。大戦で犠牲になった方々のご冥福を改めてお祈りいたします。




木津川昭夫氏詩集『幻想的自画像』
gensoteki jigazo.JPG
2008.10.20 東京都練馬区 私家版 5000円

<目次>
第一章 光芒の夢
光芒の夢        一三        深夜のヴァリエーション 二〇
暁           二二        六月          二四
七月の心象       二六        朝の家族        二八
指環          三〇        断片          三二
ピエロの吐息      三四        夏の書割        三九
幻想的自画像      四二        春の消息        四六
石狩川の鴉       四九
第二章 磔刑
畏怖の館        五七        顔のいざない      六七
磔刑          七七
第三章 ある秋の歌
愛の序章       一〇一        無言歌        一〇四
ある秋の歌      一〇八        大白鳥        一一四
水辺         一一七        晩秋         一一九
燃える糸杉      一二一        死者の囁き      一二四

 題簽 神保光太郎
 序  更科 源蔵
 跋  荒木  亨




 1971年刊行の第一詩集『幻想的自画像』の改訂復刻版。




詩誌『やまどり』45号
yamadori 45.JPG
2008.7.25 神奈川県伊勢原市
丹沢大山詩の会発行 非売品

<目次>
“富士よ怒れ”/小倉克允 1
作品ノート
北国の春/芝山ISAO 2         ほっほ ほうたるこい/川堺としあき 3
湘南/川口征廣 4             はるな・1歳九ヶ月の指話/ゆき 4
胡弓/小林教子 5             バスに乗って/神谷禧子 6
靴を磨く・走り書き/吉田涼子 6      車窓/上村邦子 7
蘇る紬・朝の通勤ラッシュ/大橋ヒメ 7   中学校/松田勇樹 8
クラブ/松田太智 8            結婚記念日/沙謝幸音 8
シンプルな一粒/松田政子 8        怒る富士=^小倉克允 9
慣れすぎた「嘘」から/土百 10       ドルフィン、空を飛ぶ/夏海 10
眼の力/芝山ISAO 11          キミたちのバァーバァー/今井公絵 11
苺/古郡陽一 12              (一)ニュージーランド紀行・(二)光と影の大地/湧水 15
風/土天 16
編集後記 16




詩誌『やまどり』46号
yamadori 46.JPG
2008.11.25 神奈川県伊勢原市
丹沢大山詩の会発行 非売品

<目次>
小さな旅と聴く言葉/林智恵子 1
作品ノート
太陽・だって/早川綾香 2
便りT・便りU/あかしけい子 4      季節はずれの蝶・風車/吉田涼子 5
何という豊饒/岡本昌司 6         海ゆかば/土百 6
金木犀/古郡陽一 7            大山詣りを描いた浮世絵師・大山焼/芝山ISAO 8
ラストラン/川堺としあき 9        居眠り名人/小倉克允 9
蝉が鳴く/今井公絵 10           学生生活/沙謝幸音 11
無題/夏海 11               呟き・熱帯夜/大橋ヒメ 12
追憶/ゆき 13               泰山木/神谷禧子 13
音楽療法・大切なもの/こころ 14      世界を見つめる目/加納英佑 16
会員近況・詩の紹介…麻生任子 15
東田原・葛葉川ハイキング紀行…早川綾香 18
編集後記 20



   
前の頁  次の頁

   back(12月の部屋へ戻る)

   
home