きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝




2008.12.23(火)


  その1

 午後から横浜・中華街の「錦臨門」で、林
(リン)文博(ウェンボー)さんの第1詩集『デッドスペース』の出版記念会がありました。どんな詩集かは こちら をご参照ください。彼が所属している詩誌『じゅ・げ・む』の主催です。『じゅ・げ・む』同人を始め、横浜詩人会のメンバー、勤務先の教師仲間も訪れて、賑やかな会でした。

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 林さんの服装でも分かる通り、ざっくばらんな会でした。私も求められて、詩集の感想など少し話しをさせていただきました。また、会場ではウラ面『デッドスペース』と称する手作りの冊子も配られました。これには『デッドスペース』に収められなかった19歳のときの、詩誌『京浜詩派』に収録された詩もあって、彼の長い詩活動を垣間見ることができます。

 2次会は、彼の父上が勤めている華僑組合の事務所で行われました。初めてそういう事務所に入りましたが、遠く祖国を離れて、世界中で活躍する華僑の皆さまのパワーを感じました。中国人であることを誇りに思いながら、世界人という視野の広さが読み取れます。
 久しぶりの中華街。紹興酒をたくさん頂いて、初めて『じゅ・げ・む』の皆さまにもお会いでき、良い一日でした。ありがとうございました!




詩誌『じゅ・げ・む』20号
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2008.12.30 横浜市港南区    600円
田村くみこ氏連絡先・かながわ詩人の会発行

<目次>
植木鉢…宗田とも子 4
遠慮…林
(リン)文博(ウェンボー) 6.       墨絵…田村くみこ 8
瞑目…富家珠磨代 10            この素晴らしい世界−サッチモ讃−…林
(リン)文博(ウェンボー) 12
折り紙…宗田とも子 13           竜舌蘭…田村くみこ 14
句…富家珠磨代 17
【旅のエッセイ】影と光の見分け方−行商人的都市国家で− 林
(リン)文博(ウェンボー)…18
【同人雑記】<宗田とも子/田村くみこ/林
(リン)文博(ウェンボー)/富家珠磨代>…24
全国受贈詩誌・詩集
題字 上野裕子




詩誌『地下水』190号
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2008.12.20 横浜市港南区
横浜詩好会・保高一夫氏発行 500円

<目次>

港・風・街(1)…坂本くにを 2       港・風・街(2)…坂本くにを 4
さだめ…石原妙子 6            小さな物語…木村雅美 8
殻は…高橋みよ子 10            手紙…宮崎 聰 12
エッセイ
私は私だ…宮崎 聰 14           ブロンテカントリーの旅−ハワーズ…方喰あい子 15

赤とんぼ…向田若子 16           異郷に生きる…林 柚維 18
難民…保高一夫 20             サザンビーチ…方喰あい子 22
隠れみち…小林妙子 24
詩誌・詩集評
方喰あい子詩集『砂浜の象』を読んで…うめだけんさく 26
地下水「189号」について…宮崎 聰 27
砂時計…木村雅美 28            常緑樹…方喰あい子 28
回転扉…保高一夫 28

十代の思い出5
.市ヶ谷のこと…岩元英樹 30  男と女の会話…谷内庄司 30
CAN YOU CELEBRATE?…田村真理 30
地下水通信 31
みずおと 32
表紙写真「火の鳥」/谷内庄司




増田幸太郎氏詩集『冬の空から』
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2008.11.25 東京都小金井市 木偶詩社刊 1800円+税

<目次>
菜の花 8
 *
ある冬の晴れた空から     12      その声は四月の空にありました 16
そのとき           20      それでもいのちは輝いて    32
鎮魂             42      お身 土に帰る        46
 *
惜              56
あとがき           58      初出一覧           60




 (帯文より)

  八編の詩篇は亡き妻への贖罪と悔恨からの祈りだ
鎮魂の深みは凄烈な愛といのちの慈しみにささえられている
      死生をうたった感動の詩集である
                        馬渡憲三郎



   
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