きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2008.12.09 城ヶ島・白秋碑




2009.1.26(月)


 娘の引越しの応援。嫁さんの軽ワゴンを借りて、冷蔵庫、洗濯機などを積み込んで、さあ、出発。狭い路地に入り込んで、あれれ?、違うなあ。ならばバック…、、、ゴツン。ん? な、なんでこんな所に電柱があるんだぁ!?
 冷蔵庫、洗濯機が積んであるため、まったく後が見えないかったとはいうものの、不覚でした。リヤバンパーにくっきりと電柱の跡。あーぁ。たかが軽と侮っていたのが敗因だったのかもしれません。ちなみに電柱には傷が着きませんでした。電柱を折ったりしたら大変ですから、そこは良かったなぁ。

 で、その後の娘の言葉がフルッていました。「お母さんは傷に気がつかないかもしれないよ」。気がつかないわけがないじゃないか! なんなんだ、こいつは!? 親も親なら子も子、お粗末な話でした。




阿部堅磐氏詩集『舞ひ狂ひたり』
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2009.1.30 東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊
2000円+税

<目次>
T 舞ひ狂ひたり
舞ひ狂ひたり 8    光ヶ丘の家 14     光華
(かがや)ける歌 22
わが魂のつぶやき 30  ある戦慄 36      この喫茶店
(おみせ)で 40
残照 46        遠距離通勤の車中で 50 古い酒場で 56
熱情 62
U 初夏の野歩き
初夏の野歩き 68    そぞろ歩き 80     竹島点描 86
ひとつの火 90     園原
(そのはら) 96.    中国路の旅 100
熊野路の旅 104
.    岬めぐり 108.     永平寺・納骨 112
法隆寺 116
解説 121
.       あとがき 130.     詩歴 132




 (帯文より)
 われわれは、彼岸から一瞬現世に派遣された舟人であろう。現世は百鬼夜行が周囲を徘徊し、波高く、風強く、だれ一人枕を高くして眠ることはできない。だからこそ、阿部は悔いのないように中世の歌人のように必死に歌うのである。 (中村不二夫・解説より)

 本詩集中の
「舞ひ狂ひたり」「古い酒場で」はすでに拙HPで紹介しています。ハイパーリンクを張っておきましたのでご参照ください。




季刊詩誌『詩と創造』66号
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20098.1.20 埼玉県所沢市
書肆青樹社・丸地守氏発行 750円

<目次>
巻頭言 詩と沈黙――ケイ・ライアンの質素な詩 石原 武 4
詩篇 メトロに鯨が乗ってきた 原子 修 6    晴天/星 他 山本沖子 9
   偽装論−ある狂詩曲 嶋岡 晨 12      とりA 中崎一夫 14
   命終の日に 尾花仙朔 16          地霊頌
(ゲニウス・ロキしょう)Gaia の舌先で 内海康也 18
   異郷の街 清水 茂 20           ウォータークレス 岡野絵里子 23
   モータリーゼーション/湿舌 竹内正企 26  スパイダー・リリイ 森 哲哉 28
   納骨法要 苗村吉昭 30           りんごの影 三島久美子 32
   アスパラガス 橋本征子 34         楕円 岡山晴彦 36
   薔薇園のある町 房内はるみ 38       氷河の時間 埋田昇二 40
   母−細部に宿って(T) 岡崎康一 42     
Quo Vadis−汝、いずこへ行く 寒川靖子 45
風の記憶/春寒 丸地 守 48
詩集賞特集  第七回「現代ポイエーシス賞」・第七回「詩と創造賞」特集 52
エッセイ   詩人の偽装−ダークマターのことなど 嶋岡 晨 74
       突然「カア、ちゃん」と鳴きました−往生際の時間(三) 北川朱実 78
美術舘の椅子 「青春ロシア・アヴァンギャルド展」を観て 牧由久末 84
プロムナード 言葉、出会いがしらに こたきこなみ 88
       「蟹工船」「カラマーゾフの兄弟」ブームに触発されて 黒羽英二 89
現代詩時評  主張と容物が合致してこその詩の存在意義 古賀博文 90
海外の詩   地平線についての考察(二) イヴ・ボヌフォワ 清水茂訳 96
       詩集『消えそうな火』(一九七五)より ペドロ・シモセ 細野豊訳 98
       二万五千ボルトの愛/影を釣る人他 イ・ガリム(李嘉林) 韓成禮訳 102
       あそこ/踊り/光のデッサン 他 パク・ヒョンジユン(朴瑩浚) 韓成禮訳
       スーパーマンの悲哀/別れの歌 ソ・ドンウク(徐東U) 韓成禮訳
新鋭推薦作品 「詩と創造」2007新鋭推薦作品 112
       どこにもない場所 弘津 亨/風、万亀佳子
研究会作品  冬の虻 松本ミチ子/雪標 葛原りょう/雨だれ 宮尾壽里子 114
       竹霊筒 宇宿一成/古代魚ゴンドウの憂鬱 清水弘子/街 金屋敷文代
       灯台 松木定雄/ひと夜語り 池上耶素子/時の流れの中で 太田美智代
       雨の朝 吉永正/部屋 仁田昭子/アクセス 司由衣/蟷螂 山田篤朗
       多摩川 颯木あやこ/道行 橘しのぶ/人の輪 尾崎淑久
       選・評 丸地 守・山田隆昭
全国同人詩誌評 評・古賀博文 132
書肆青樹社の本 岡崎康一(訳著代表) 伊藤左千夫 大崎繁一 相馬美明 馬籠清子(共訳)136
        『A・R・アマンズ初期詩集』/若見政宏詩集『道』/黒羽英二詩集『移ろい』
書評      評 こたきこなみ




詩誌『詩創』15号
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2009.1.31 鹿児島県指宿市     350円
鹿児島詩人会議・宇宿一成氏編集 茂山忠茂氏発行

<目次>
詩作品
母ちゃんのおっぱい‥‥‥‥岩元 茂  2  正月‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥松枝 徹  4
龍安寺石庭‥‥‥‥‥‥‥‥茂山忠茂  7  「時」の交叉点‥‥‥‥‥‥‥茂山忠茂  8
冬の寓話‥‥‥‥‥‥‥‥‥田中秀人  10  消えた音‥‥‥‥‥‥‥‥‥妹背たかし 12
火口湖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥妹背たかし 14  日課‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥尾堂香代子 15
未完成な私‥‥‥‥‥‥‥‥植田文隆  16  代わりはあるけど‥‥‥‥‥植田文隆  18
開放‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥松元三千男 20  父のつぶやき‥‥‥‥‥‥‥野村昭也  22
早く人間を取り戻さないと‥野村昭也  23  流れて尽きず(3)‥‥‥‥‥野村昭也  25
寒中の閑‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩元昭雄  29  大晦日の映像‥‥‥‥‥‥‥岩元昭雄  30
マジシャン・えれじい‥‥‥桐木平十詩子32  言の葉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥梱木平十詩子35
春めいて‥‥‥‥‥‥‥‥‥徳重敏寛  37  心の赴くままに‥‥‥‥‥‥徳重敏寛  38
春一番‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥徳重敏寛  39  天花粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥宇宿一成  40
傘‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥宇宿一成  42
宇宿一成詩集「光のしっぽ」書評       「光のしっぽ」をつかむ‥‥‥茂山忠茂  45
「詩人会議」一月号より転載
島の牝牛‥‥‥‥‥‥‥‥‥茂山忠茂  46  痛みの記憶‥‥‥‥‥‥‥‥宇宿一成  47
「詩人会議」二月号より転載
.         オノマトペの引力‥‥‥‥‥宇宿一成  51
詩創十四号読後感              若葉マークの感想‥‥‥‥‥植田文隆  55
詩創十三号感想               桐木平十詩子さんの安保先生‥岩元茂  57
培養室(ご恵贈いただいた詩集から)‥宇宿一成 58
おたよりから‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 64  後記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 67
受贈詩誌・詩集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 68




 「おたよりから」に拙文を載せていただきました。御礼申し上げます。



   
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