きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2009.2.3 千葉県鴨川市・仁右衛門島




2009.3.13(金)


 夕方から日本ペンクラブの「国際ペン東京大会2010」実行委員会が開催されました。今回は海外招聘作家の具体的な名前が上がったり、「環境と文学」というメインタイトルの下に付けるサブタイトルについてなどが話し合われました。セミナー企画案では、電子文藝館委員会としてデジタル・ライブラリーとデモを行うことが了承されました。また、子ども文化として「環境と文学と子ども」の企画も推進されるようです。

 私は詩分野の担当として、詩の朗読会を複数日に複数会場で行うことを提案し、これは了承されました。もう一つ、私の担当は現代詩だけで、短歌・俳句は担当しないことを宣言し、これも了承されました。短歌・俳句はまったくの門外漢で、下手に手を出すことができませんからね。認められてホッとしています。短歌・俳句は別の部会を立ち上げるようですが、問題は現在の実行委員会に歌人・俳人がいないことだと思います。短詩系は唯一私だけが加わっているという状態で、これはアブナイと感じて天童大人さんに加わってもらった経緯があります。ついでに歌人・俳人の誰かを誘えば良かったのですが、思い当たる人がいません。それに伝統的な短詩系には師匠・弟子の関係があるようで、うっかり誘えないというのが正直なところです。これはまあ、事務局なり執行部にお任せしましょう。

 月に一度の実行委員会はこれが3回目。遅々として進んでいないか、それなりの進展があるか、判断は微妙なところですけど、これから毎月、着実に委員会を重ねるしかないでしょうね。まだあまり詳しくお知らせすることはできませんが、私の判断で可能な限り公表していきたいと思っています。2010年9月、世界中の作家が集ります。ご期待ください!




香咲萌氏著『不思議な花』
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2005.11.1 東京都中央区 日本文学館刊 1000円+税

<目次>
不思議な花 3
香る森   47




 (帯文より)

創作民話とファンタジー
子供から大人まで楽しめる、花を題材にしたどこか懐かしい物語。
心温まる幸福感に満ちたストーリー!

 ある日、五作の家に生えた見かけない一本の植物。
それは幸せを呼ぶ、不思議な花だった。       『不思議な花』

 怒ってばかりいる姫と心優しいニーナの、友情と冒険。
二人は衰えかけた王国を救えるのだろうか……?     『香る森』




詩誌『ひょうたん』37号
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2009.1.31 東京都板橋区
相沢氏方・ひょうたん倶楽部発行 400円

<目次>
絹川早苗   手ごたえ‥2
 こぼれ種‥4
長田典子   蛇行‥6
小林弘明   転調‥8
大園由美子  失くしもの‥10
阿蘇豊    やっちゃった‥12
村野美優   草地の時間‥14 草のなかで‥16
柏木義高   影踏み‥18
森ミキエ   冬の雹‥20
相沢育男   富士山 アルプス エベレストの空気‥25
岡島弘子   刃になる紙‥26
中口秀樹   産む‥28 うるさい‥31
水野るり子  ずれながら 春‥32・
水嶋きょうこ 岸辺に立つ象の骨‥34
小原宏延   《室内、ストランナゲーゼ30番地》――ヴィルヘルム・ハンマーースホイ展にて‥44
相沢育男   うちわな話――中口秀樹『うちわ』から‥46
相沢正一郎  水滴から川へ――同島弘子『野川』を読む‥48
柏木義高   こもれび日記(30) 続・樹木紀行(1) 木の風景 熊野玉置神社の巨樹‥50
装画−相沢律子




個人詩誌『魚信旗』57号
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2009.3.15 埼玉県入間市 平野敏氏発行 非売品

<目次>
挨拶 1       弔辞 2       段差 3
途上 4       位置 6       沼 川越・伊佐沼幻想 8
後書きエッセー 10



   
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