きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.2.22 世田谷区・静嘉堂文庫美術館 |
2009.4.25(土)
雨の土曜日。やけに寒い日で、久しぶりに石油ストーブを引っ張り出しました。出したと言っても、部屋の片隅においてありますから、ほんの2mほど移動させるだけです。拙書斎にはストーブと扇風機が常に置いてあり、どういう気象条件にもすぐに対応します、、、って、片付けるのが面倒だから一年中置いてあるだけです(^^; 以前はちゃんと夏用と冬用に分けて、屋根裏部屋に片付けておいたんですかね。ものぐさになるのが老化の第一歩だそうで、順調に老化しているなあと思います。
○新・日本現代詩文庫59『水野ひかる詩集』 |
2009.4.30 東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊 1400円+税 |
<目次>
詩集『鋲』抄(一九六九年刊)
鏡・10 桜だより・10
雷・11 十二月のことば・12
鬼ゆりの章・13 麦畑で・14
萩の寺・14 雪片・15
溺死・16 星・17
風・18 未来論・19
詩集『美しい獣』抄(一九七八年刊)
藤・20 青の狂気・21
冬の薔薇・22 家・23
美しい獣・24 ながい一日・25
鏡台・25 かなしい童話・26
老・27 沼ミラージュ・28
キャベツ・29 黒子・30
停留所で・31 水滴・32
美術館で・33 渇いた背景・34
縁(ふち)・34. 落日に・35
老夫婦・36 在ることの・37
カナリア・38 男と女の話・39
詩集『日本現代女流詩人叢書第31集』抄(一九八二年刊)
心の壁に・40 事件・41
どくだみ・42 男と女の話 U・42
オ家ガダンダン遠クナル・44 家系・45
同じ味・46 はる嵐・47
讃岐国金倉寺桜幻想・48 長屋門・49
詩集『赤ずきんは泣かない』抄(一九九〇年刊)
二八六ページから・51 野分・51
自由研究・53 味噌汁をのむ・54
広辞苑・55 手が好き・55
五月を歩く・56 足摺怪紀行・57
生け簀・58 水引草・59
バレーボール考・60 選挙の話・61
おとひめ伝説・62 夏の道、謎の家・63
カーネーション・ブルース・64 ぎょちょうもく・65
耳・66 靴・67
トンネルをぬけると・68 ひなげし・69
あじさいの地球・70 彼岸・71
二十五メートルのアルカディア・72 赤ずきんは泣かない・73
六月の唄・74 人生四題・75
燕子花・76 天の川慕情・77
冬茜・79 引越しのまえに・79
小詩集『青い列車』抄(一九九三年刊)
くちなし・81 背景は海・82
花から花へ―M・C・エッシャーの作品を見て―・83
はるが好き・84 女が歩く・85
青い列車・86
詩集『シンケンシラハ』抄(一九九六年刊)
ヒロシマ・コンプレックス・87 鬼子母神・88
子供がいなくなる・89 シンケンシラハ・91
なんて平和な・92 猫が塀の上で・92
ヒガンバナ考・94 時代劇の・95
スクリーンに愛をこめて・96 イソップ異聞――鴉と猫――・97
属性・98 桜さくらサクラ症候群・100
モナリザの微笑若葉を噛みてゐて・101. 空・102
日本の闇・103
詩集『抱卵期』抄(二〇〇二年刊)
さくら恋想譜・104. まぼろしの雛・105
途上・106. 椅子・107
涅槃・107. Sentimental
School・108
抱卵期・111. 回帰・112
八月の唄・114. 孔雀・116
行き暮れて・116. 鏡・117
水の層・118. あっ。・120
夜明けの譚詩(バラード)・121 花びらが 散っている・122
漏刻・123. やさしい耳・124
締める・125. 隙間・126
眩暈する十の月・128. 眩暈する十の月(付録・極月)・130
秋冷・131. 炎と闇・132
snake・みずのおんな・133 結び目・134
passion・太陽・136 磁場・137
石の橋・139. mystery・睡蓮・140
知恵の実・141
エッセイ
詩の神話性について・144. 感性について・145
さかいめで・146. 原風景から・148
讃岐へんこつの系譜・150. 桜・春・美意識・153
経帷子・154. わたしの朗読行脚・155
ベビー・ウォーズ・159. 雛燃ゆるいくさのことも五十年・161
解説
西岡光秋 円熟の季節――水野ひかる小論・164
森田進 習俗的闇と近代的明るさ――水野ひかるという讃岐の風土の調和力・170
年譜・176
優しさだけが詩ではない。詩のなかの透徹した醒めた部分を秘めておくことによって、詩人は詩の未知の分野の冒険者になり得るのだ。水野は、その詩の怖さをも味わわせ、堪能させてくれる人間味豊かな詩人である。 (西岡光秋・解説より)
四国讃岐は、遠島という翳の歴史も抱えている。同時に真言密教の空海や詩人・壺井繁治などが出ている。かれらの一徹さや意地っ張りぶりを、讃岐では、へんこつと呼ぶ。水野ひかるも、へんこつが好きである。水野ひかるの世界は、あえて一言で言えば、習俗的闇と近代的明るさなのだ。 (森田進・解説より)
○総合文芸誌『中央文學』479号 |
2009.4.25 東京都品川区 日本中央文学会・鳥居章氏発行 300円 |
<目次>
◆小説◆
清水寺/柳沢京子/2 猫と家族/杉本シホミ/11
◆詩作品◆
「個」/佐々木義勝/17 とにかく 種を蒔いてみることだ/佐々木義勝/19
◆小品◆
汗/関野譲治/21 Prize Hill(プライズ ヒル)/関野譲治/22
◆小論◆
崩壊した偶像−杉野はいずこ?/本多 爽/25
●読者短評● 32
●編集後記● 34 ●表紙写真●イタリア/アッシジ市・カボン広場●
今号では拙HPに書いた評を転載していただきました。御礼申し上げます。
○詩誌『鶴亀』3号 |
2009.4 神戸市東灘区 800円 鶴亀ギャラリー・武内健二郎氏発行 |
<目次>
02 木霊をもとめて 貞久秀紀 04 府中の家 支倉隆子
12 仮面 中堂けいこ 14 遠くから近づいて来る別離 北原千代
16 金魚 武内健二郎
18 きままなる旅にいでててみん 未安美保子 24 Christ Rising 武内健二郎
28 ヴェネチア 中堂けいこ 34 妙好人伝のこと 掘尾貞治×周治央城
40 編集後記