きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.4.18 東京国立博物館・平成館 |
2009.5.16(土)
日帰りで新潟県十日町市の大棟山美術博物館に行ってきました。知る人ぞ知る、坂口安吾ゆかりの家です。美術博物館となっている家は700年の歴史がある豪農だそうで、なんと村山家(^^;
私とはいっさい関係がありませんけど、現当主にとって安吾は叔父にあたるとのこと。安吾を偲ぶ一室もあって、充実した書籍に圧倒されました。
充実した書棚を眺めながら至福の時間を過ごしたかったのですが、実は長くとどまることができませんでした。10cmはあろうかという大きな蜂がブンブン飛び回っていて、危なくて居られなかったのです。熊ン蜂? 雀蜂? 種類は判りませんがあまりの大きさに唖然としてしまいました。もちろん初めて見ました。豪快だったらしい安吾の化身かもしれませんね。
新潟まで本当に日帰りできるのだろうと心配していましたが、拙宅からノンストップで片道4時間ほどでした。圏央道の八王子−鶴ヶ島開通が大きく寄与しています。その便利さは昨年の新潟行きで実感していましたけど、実際に日帰りをやってみると、日本はますます狭くなるなと思いました。
○山中以都子氏詩集『水奏』 |
2009.5.2
東京都千代田区 砂子屋書房刊 2000円+税 |
<目次>
桐の花 8 じゅうにさい 10 いまほしいのは 14
窓 18 リボン 20 五月に 22
こばこ 24 失くしたものは 26 雨のスケッチ 28
水の中へ 30 山女 32 秋 34
風 36 雪、ひとひらの 38 雨の夜 40
そういえば 42
あとがき 46
本詩集中の「雪、ひとひらの」は、前詩集『雪、ひとひらの』タイトルポエムの改訂版のようです。前詩集にハイパーリンクを張っておきました。ご鑑賞ください。
○詩誌『木偶』77号 |
2009.5.15 東京都小金井市 増田幸太郎氏編集・木偶の会発行 500円 |
<目次>
えんやこおら 天内友加里 1 大団円 野澤睦子 3
月光る夜に 落合成吉 5 酢丼 乾 夏生 7
赤ん坊と嵐 ――史弥に 中上哲夫 9 釣りに行こうよ 川端 進 11
すれ違い 土倉ヒロ子 13 ブナに会いに行く 荒船健次 15
ウルフが気になると言うから 広瀬 弓 17 封印 藤森重紀 20
宴の終わりに 田中健太郎 23 戯語飛礫 仁科 理 25
居酒屋談笑 沢本岸雄 27 ひかりと風 増田幸太郎 28
本棚 増田幸太郎詩集『冬の空から』に流れる死生観 川端 進 33
評論 「首都高速」の伊藤桂一 2 野寄 勉 35
受贈誌一覧 38
○『かわさき詩人会議通信』51号 |
2009.6.1 非売品 |
<目次>
「毎日書くのだ」という「おはん」の作家に励まされる/河津みのる
詩
幸せな一瞬・苺のお守り/さがの真紀
もう一つの自分の欲の皮・くすり・ガイドヘルパー/寺尾知紗
想い/枕木一平
うす明かり/山口洋子
消え去った夢・イソップの時代は終わったか?/斉藤 薫
山菜採り/小杉知也