きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2009.7.30 伊豆・旧天城トンネル




2009.8.28(金)


 西さがみ文芸愛好会の会報版下が出来上がって、担当者3人で文房具店に行ってコピーしてきました。それを持って湯河原町へ。今日は櫻井千恵さんの朗読の会ですので、その前後に発送準備をしてしまおうという魂胆です。朗読の会には西さがみ文芸愛好会の会員も多く来ていますから、皆さんにも手伝ってもらってスムーズに終わりました。

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 朗読は、今年、第140回直木賞受賞・山本兼一作「利休にたずねよ」の一部です。己の美学だけで天下人・秀吉と対峙した千利休。「利休好みの水指を見たときに、匂い立つような優美さに心を奪われて以来、書きたかったのがこの作品。利休を書くことで日本文化の深層を旅することができたと思っている」とは、山本兼一氏の受賞の言葉だそうです。まだ読んでいませんので、いずれ読みたいものだと思いました。




会報『文芸西さがみ』44号
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2009.8.28 神奈川県小田原市  非売品
奥津氏方事務局・西さがみ文芸愛好会発行

<目次>
播摩晃一代表死去 1
播摩晃一氏を偲ぶ会案内 1
代表代行は日達良文さんに決定 1
弔辞/奥津尚男 2
播摩君との始めての出会い/湯山 厚 2
『文芸を楽しむ会』ご案内 3
規約改定 3
《第14回 西さがみ文芸展覧会》 3
『文芸作品に描かれた西さがみ』ご購入 再度のお願い 3
会員の活動/消息 4
ひとこと 4




俳句雑誌『紋』89号
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2009.8.1 神奈川県南足柄市
松下康雨氏方・紋俳句会発行 非売品

<目次>
碑文読む………………………松下 康雨…2    紺ぞろぞろ……………………松下 宏民…4
身延山久遠寺…………………飯山 澄子…6    岨の道…………………………木村 達夫…6
黒船の町………………………呉地 桂子…7    紫陽花の波……………………小林千鶴子…7
馬酔木若芽……………………田島 晶子…8    下田の街………………………田代 孝子…8
下田吟行(一)…………………細谷登美子…9    下田吟行(二)…………………米山 律子…11
作品……………………………綾部とき江…12    甲斐駒ヶ岳……………………永森 和子…16
新緑の桂離宮…………………小林千鶴子…18    作品……………………………下田  富…20
本部伊豆下田吟行……………………………24    酒匂支部小田原城址吟行……………………25
食いしん坊のたわごと(二)…松下 康雨…26    紋俳句会作品…………………………………29




 
紫陽花の波/小林千鶴子

葉桜の哲学の道そぞろゆく(京都四句)
海桐咲く川辺や赤き鯉ひとつ
芍薬の寺や弥勒の笑みしづか
大寺の門厳めしやユッカ咲く
山裾に群れて戦げる竹の秋
滝しぶき時たまうれし露天の湯
露天湯の空を横ぎる夏の雲
川蜻蛉過
(よぎ)れる水辺音もなし
辰雄忌の過ぎて明るき卯波かな
海は下田下田は涼しお吉問ふ
くれなゐの薔薇はお吉の胸にあり
了仙寺墓地のジャスミン異国の香
紫陽花の波の涯なる海の波
伊豆の海山近くして海霧を噴く
井戸端の桶に溢れて白き百合

 拙HPでは初めての紹介になる句誌です。上述の朗読の会で頂戴しました。俳句は門外漢なのでうまく言えませんが、〈紫陽花の波の涯なる海の波〉という句には現代詩と近いものを感じます。紫陽花の群生の波がそのまま海の波へつながるという描写、その視線の新鮮さに驚きます。現代詩ならこの先に心理描写が描かれてくるのでしょうが、俳句は風景をそのまま置くことで読み手の心理を表していることになるのでしょうか。そうなると現代詩を凌駕していると云っても過言ではないでしょう。勉強させていただきました。




個人詩誌『凪』22号
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2009.8.21 千葉県八千代市 星清彦氏発行
非売品

<目次>
とびっきりの朝・・・・2  土曜の昼の深呼吸・・・3  この土の下に・・・・4
ありのまま・・・・・・7  真夏の夢の日のように・8  転居・・・・・・・・11
河田誠一について(下)・14  受贈深謝・後書き・・・31






   
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