きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.8.18 佐渡・沢崎鼻にて |
2009.9.1(火)
今日から9月。現実の日は9月27日です。ようやく9月中に9月に突入しました。もう少しがんばってタイムラグがないようにしたいです。
9月の初日は、あまり良い日ではありませんでした。娘の部屋のことで仲介の不動産会社と電話でやり合いをしてしまいました。ことの発端は実印です。娘の保証人になるのはOKしたのですが、契約書で娘と家主は三文判なのに、保証人は実印を押して印鑑証明も添付せよとなっていて、ムカッときたのです。今まで保証人は何度もやりましたけど、実印に印鑑証明なんてやったことがありません。たかが数万円の家賃に実印なんてどういうことだ、とやり合ってしまったのです。
不動産会社の言い分は、家主の顔は当然知っているし、借家人も会社に来ているので顔が判る、でも保証人は判らないので印鑑証明が必要、これは業界の常識、というものでした。そんな“常識”はおたくの会社だけでしょう、と言ってやりました。その上で、保証人になる気がなくなった、娘には実印を押せなんて言わない他の不動産会社を探すように伝える、と通告してオシマイ。となるはずだったのですが…。
保証人が会社に直接来てくれるなら三文判でもOK、と言い出したのです。これは私が、実印を押さないで契約する方法があるのか、との問への回答でもあるのですが、イレギュラーな状態なので本社決済が必要というものでした。その決済が降りたのでぜひ契約を、と言ってきました。ははあーん、と思いましたね。契約のノルマが達成できていないんでしょう。
ここから先は私も甘いなと感じるんですが、結局、不動産会社に出向くことにしました。娘が苦労して探した部屋でもあるし、相手は本社決済まで取って(実際は知りませんけど)三文判でいいと言っている…。折れてしまったんですね。明日行くことにしました。
なんか、俗なトラブルから始まった9月ですけど、うまくすればHPの遅れを取り戻せる月になるかもしれません。がんばります!
○高市順一郎氏詩集『樹の中の鐘』 |
2009.9.15 東京都新宿区 思潮社刊 2800円+税 |
<目次>
T
聖者に遇う 12 モデナの空――ダンテの行った径 17
天国へ通じる部屋 20 楽園回復 24
言葉の中の鐘 29
U
天の雨 36 エロスの柱 38
真夏の森の夢 41 内なる大河――ダ・ヴィンチの聖母 44
逆ビラミッド 48
V
メタモルフオーゼ――愛の虫 54 愛の十三夜 58
プラトンの球体 61 すり鉢 64
甘いオルガン 66 蝉語 69
丸い肉の実 73 マリア観音 76
W
フィヨルドの上のピアノ 82 まことのエデン――ムンクのマドンナ 88
夢の寓意 95 フエの詩王 99
人生の北風――または、聖アナスタシア 105
X
ソロモン王の宮殿 112. 神の手――未完成の彫刻 122
後書き――〈愛〉と〈聖〉のマニエリスム 136
高市順一郎 略経歴 142
(カバー文より)
〈愛〉と〈聖〉のマニエリスム
「聖杯は鐘の形をした光であり、芳わしい音楽の匂いと共にある、と言われた」
「鐘を抱いた女は、鎮魂の歌の中に安らい優しい声のマリア観音になる時を待つ」
○詩歌文藝誌『GANYMEDE』46號 |
2009.8.1 東京都練馬区 銅林舎発行 2100(税込) |
<目次>
巻頭翻訳 地形の解剖 ほか エレーナ・ファナイローヴァ たなかあきみつ 訳 4
翻訳連載詩 公園の狂女/盲目のうた鳥が戦場のすぐそこに イーディス・シイットウェル 藤本真理子 訳 29
エッセイ
法橋 登 高野山国際真宗会議とローマ法王庁の自己批判 36
小笠原鳥類 動物、博物誌、詩−葛原妙子『朱霊』の動物たち 44
望月遊馬 音による点と線 52
俳句作品 鳴戸奈菜 古池に秋の暮 54. 林 和清 音を観る+水を曲げる 60
歌壇時評 川田 茂 師を置かず.春日井建没後五年 64
詩壇時評 片野晃司 詩とヒトリゴトのあいだ 70
短歌作品
沼谷香澄 さある さはる 78. 田中浩一 百物語(其の四)・続百物語(一) 82
和泉てる子 「静かなる風」 86. 鳴海 宥 Tourbillon 92
詩作品
岡本勝人 四辻に巡礼歌はきこえない 95. 里中智沙 One LOVE 〜八重垣姫幻像 110
進 一男 かつて光があった 5 122 くらもち さぶろう オリンブック ほか 134
仲嶺眞武 四行詩「風景」十篇 144 久保寺亨 「白状/断片」\ 150
紫 圭子 塩の声 156 金子以左生 蘭(Tropidia) 162
丸山勝久 途上 173 松本一哉 トゥオル・スレンの白い花 他一篇(東南アジア記(8)(9)) 184
平野光子.『食する』二題 193. 山田まゆみ 符合 200
吉野令子 なぜかしら温もりを求める心がある 205 海埜今日子.《いつか、見、た、ま、し、い》.210
森 和枝 私的な事柄 215 浜江順子 内包する石よ 218
吉田博哉 椿の旅 221 望月遊馬 田園都市 224
中山直子 楡の木のうろに詩を夢み 228 野村喜和夫 LAST DATE 付近 242
山本美代子 いもうと 248 篠崎勝己 夜 250
中原宏子 アブラハム氏の天幕 253 たかぎたかよし 雨条への二篇 256
山田隆昭 あし 260 渡辺めぐみ 砲台へ… 264
梢るり子 あじさい異変 268 小林弘明 雨後のサン・ナルシソ 272
岡野絵里子 SHADOWS 9 276 松下のりを 啼かない鳥 280
平塚景堂 山水 284 小笠原鳥類 魚になる 288
片野晃司 蟲の王国 292 藤本真理子 湿原 296
斉藤征義 夜の木 300
編輯後紀 307
○詩と散文『RAVINE』171号 |
2009.9.1 京都市左京区 薬師川虹一氏方・RAVINE社発行 750円 |
<目次>
詩■
並河 文子 紫陽花 2 白川 淑 ご近所さん(へ) 4
堤 愛子 しつらえ 6 乾 宏 傾斜について 8
木村 彌一 孑 孑 10 荒賀 憲雄 後ろ歩き 13
山本由美子 ふとしたことで 16 苗村 和正 馬 18
ヤエ・チャクラワルティ 悼詩−二つの詩集と共に逝った友に− 20
成川ムツミ 手 28 木村三千子 現在地 30
古家 晶 帝釋天 32 早川 玲子 一炊の夢 34
名古きよえ 安らいで老いを 37 久代佐智子 お見舞い 40
村田 辰夫 一枚の写真 42 牧田 久未 いらっしゃいませ 44
中井不二男 阿修羅像 48 藤田 博子 菩提樹のお茶 53
薬師川虹一 訳詩 リジア・シムクーテ詩集『輝く風』の内「輝く風」より 56
谷村ヨネ子 木陰 60 藤井 雅人 時雨亭 62
石内 秀典 扉 朝への 64
同人語■
ヤエ・チャクラワルティ アフガニスタンからの訃報 23
早川 玲子 今なら 私は誘惑に応じますとも 24 苗村 和正 風の光にほめくべし −新見南吉への旅− 25
並河 文子 あたり前の日常に 26 成川ムツミ 手 27
エッセイ■
村田 辰夫 T・Sエリオット詩句・賛(39) 66
ラビーン同人会記録 47