きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.8.18 佐渡・沢崎鼻にて |
2009.9.3(木)
特に外出予定のない日。いただいた本を拝読していました。
○山岸哲夫氏詩集『雲宮(ウンヒョングン)の日向に』 |
2009.9.30 東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊 2000円+税 |
<目次>
鵲・・・6 雲山見宮の日向に・・・7
鐘路の巷で・・・10 王妃の宮殿・・・14
日本人、嫌いになった・・・16 「妻の恋人に会う」を観て・・・20
坂道・・・22 鐘路三街・・・24
薔薇の香り・・・28 虹・・・32
南大門・・・36 八ケ川の畔で・・・38
帰郷・・・40 四文字熟語当て・・・42
マラガ・・・44 花山さんの言ったこと・・・46
ちょっと文語詩風に・・・48 風車・・・50
セカチュウの物語・・・52 Saltをください・・・56
内と外と・・・60 サイボーダインモデル103号の歌より・・・64
岬へ・・・66 法燈の里に震度6強の揺れが・・・70
磯・・・72 眠れる森の美女・・・76
「おろしや国酔夢渾」を観て・・・80. クライシス*痰・・・84
田楊・・・86 炎帝・・・88
解説 藤本真理子・・・90
あとがき・・・94 カバー・本文写真/著者
(帯文より)
〈とうとうきみは現われなかった〉(「鵲」)と、終わりから始められたこの詩集は、書き割りの割れ果てた風景なき舞台で、ひたすらゴドーを待ち続ける人のすぐ横で、捨てられたはずのネガフィルムを拾い集めて切り貼りされた裏の映像とも言える。 藤本真理子
予め失われた“未来”について
絶望のうたを奏でた二人について
私になにが言えただろう
スウンとスホの物語は田舎の高校で起こる
とっておきの純情合戦
そして、
突然の病魔と奈落へ
私になにが言えただろう
<ミヤネーヨー>.力無く告げる彼女に
あんなに二人で愉しく島巡りした夏休みの
岬で
彼女が遠くの白い雲を女神のように指さした
断崖、
私になにが言えただろう
「セカチュウの物語」より
○詩とエッセイ『異神』105号 |
2009.8.20 福岡市中央区 各務章氏発行 非売品 |
<目次>
「小詩集」
田中裕子 博多祝い唄 1 春は V 4
田中圭介 魚の目 7
金子秀俊 滄波を渡る4 内裏の女楽(じょがく) 11 レストランで 豊福知徳「光の探求」に寄せて 14
各務 章 僕の履歴書 16 夢の向う側 20
麻田春太 竃(へっつい)の詩 22
「エッセイ」
各務 章 正面の自然 24
「編集後記」各務 章 27
○詩誌『北の詩人』75号 |
2009.8.30
札幌市豊平区 100円 日下新介氏方事務局・北の詩人会議発行 |
<目次>
ハナショウブ並ぶ(版画・詩)/たかはたしげる 1 平和誓い新たに・朝日新聞 2
短歌 戦いなき世を願ひて/幸坂姜代子 2 札幌の熱い平和行事・文 写真/佐藤 武 3
平和詩集 4 玉音放送/もりたとしはる 6
私の戦争は終わっていない/もりたとしはる 7 ファッショ/たかはしちさと 8
熱い夏…歴史は動くか/たかはしちさと 8 八月八日/八木由美 9
俗名/倉臼ヒロ 11 街頭署名で誰かが変わる/佐藤 武 12
アジサイ/佐藤 武 13 叙事詩 白石(5)/阿部星道 14
リバビリテーション/大竹秀子 15 鼠鳥虫の害/大竹秀子 16
法土培養/仲筋義晃 17 忘れがち/高柳卓美 18
若泉敬/日下新介 19 オバマジョリティ/たかはたしげる 21
核の傘を閉じて/たかはたしげる 21 筋トレ/内山秋香 26
戦争/内山秋香 26 北の詩人74号評 阿部星道 22
受贈詩誌寸感 日下新介 23 詩人会議を知っていますか 27
もくじ・あとがき 28