きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり
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2009.11.18 神奈川県松田町・松田山山頂付近




2009.12.26(土)


  その1

 夕方から小田急線東海大学前駅近くの「とんがりぼうし商店街」交流会に行ってきました。“商店街”とは言うものの、1軒のリサイクルショップとホールの複合店舗です。私がむかし参加したことのあるチンドン屋「どってこ座」の根拠地でもあり、昨年立ち上げたNPO法人日本子守唄協会相模支部の所在地でもあります。商店街会長の小泉氏は民主党の国会議員を務めた人で、彼を慕って多くの若手民主党員も集まっているようです。そのうちの数人は昨年の総選挙で衆議院議員になってしまいました。それ以外にも民主党の県会議員、市会議員も集まるという空間です。しかし、政治の話はまったく出ません。だから私も行く気になるというわけで、これで民主党員になれ、選挙を応援しろなどと言われたら、絶対に近づきません。

 交流会は謂わば忘年会のようなもの。どってこ座の連中に言わせると望年会だそうですが。硬いところでは子守唄協会相模支部の第1回コンサートの収支報告がありましたが、あとはピアノの弾き語りあり、チンドンの公開があり、ダンスありで騒ぎまくりました。

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 写真はどってこ座のチンドン公開。この3倍ぐらいの人がいるのですが、携帯では写しきれませんでした。酔っ払っていましたしね(^^; そうそう、子ども音楽教室をやっている姪が、このグループに興味を持っていて、今夜は私の送迎をやってくれました。ので、セイセイと呑めたという次第。
 考えてみれば、これが今年の最終忘年会でした。あとは先日の日本詩人クラブの忘年会だけ。たった2件で済んだことに改めて驚いています。現職の頃の5回も10回もという時代を考えると嘘のようです。泊まりもないし、このくらいがやっぱりいいなあ、と思います。




個人紙『コロポックル』2009年度合本
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2009.12.20 札幌市豊平区 日下新介氏発行 非売品

<目次>
日下新介の作品
私の賀状です 1       私の課題 4         天神様の細道 5
美しい発見 9        夜明け前に 13
.       証言1・2 18
誰を殺すために 20
.     多喜二忌・冬の街路 21    希望のうた 37
E=Mc2 49        短詩4篇 53
.        法治国家 60
八月の墓碑銘 61
.      道 65.           夢の跡にて 73
若泉 敬 76
.        作文のきらいだったぼく.102. にきびの歌 105
八月の墓碑銘・作曲-丸山征四郎
.106             科二君に 111
学ぶとは 113        オンコ樹のうた 114     わたしの出発 115
陸上を愛したある青年の死
.117.朝六つ橋 118        プロレタリア詩との出会い 119
伊藤市長を悼んで 134    村山ブログ・北からの発信
.136 なぜ詩を書くのか 149
教育(教師出発の頃) 150   八月の樹木 157       普天間基地 166・173
文集「雑草」(道新)162    種子を蒔く 169       希望への手紙 181
「ゆきのした」3号広島への旅 186             ヒロシマ・ナガサキからのアピール 193
地雷ではなく花で地球を 195 庭の季節 196        目のない少年 198
佐藤武の作品
時代を創る 4        ピースチャレンジャー
.64   門松 200
かながせ弥生の作品
生老病死 8
たかはしちさとの作品
憤る 17
.          檜葉奈穂の短歌・意志に立つ.55.短歌の現状をめぐって 57
幸坂美代子の短歌 66
侵略戦争の真実(
大竹秀子) 199
詩集などの紹介
高橋篤子の小説 2      詩人金子光晴のこと 3    大島博光からの手紙 11・30
小林多喜二(大島博光)11   泣いている男は(大島博光)32 オール読物から

市民のために(小林多喜二)23 北海道残酷史(合田一道)27  友へ(南徳英) 33
読むことと書くこと村山精二34
.明日未満(市島睦子) 39   カナリアは何処か(谷崎真澄) 42
乞食(ツルゲーネフ) 45   松田研之詩集 46
.      激動の時代を生きて(山口賢) 69
宣誓(若泉敬) 69      詩集・津田沼(佐藤文夫) 70 詩集・歳月(今村博光) 74
夢つぐむ女(すみくらまりこ)78
.詩集・夕日がぼくの手をにぎる(草倉哲夫) 80
詩集・緊ぐ(にしやま)83   茂山忠茂からの手紙 85    詩集・生命の交信(堀内キミ子) 86
詩集・証言(浅田隆)88    詩集・北の浜辺と木道(綾部清隆)91
詩集・かわたれ星(おだじろう)95              作文と教育 89年9月号 97
僚友たちの版画 121     詩・作文 137         母子里の子どもたち 141
版画(木) 153        崖(石垣りん)139       谷川俊太郎−毎日新聞の記事 140
雪の倶知安(海老名礼太) 151 詩人会議のパンフより 159
.  詩ん風 160
北沢秋恵四詩集 167     詩集・途上(渡会やよひ)170  盆栽(玉置幸孝) 172
詩集・清い花(河本澄一) 174 詩集・風(日高のぼる)175   おふくろに感謝(まえだ豊) 176
詩集・固い薔薇(宇宿一成)182
核兵器廃絶運動の資料・新聞など
私の課題 4         道原水協の6・9行動 6    羊ヶ丘原水協(豊平) 10
道原水協学校 14
.      原爆投下正当化論を〜(毎日)15.道革新懇交流会 16
羊ヶ丘原水協 36
.      川瀬さんをしのぶ(宮内聡)38. 道原水協6・9行動 41
米国政府の返書 50
.     羊ヶ丘原水協 51       南区の九条の会のこと 52
道原水協・羊ヶ丘原水協 54  対北朝鮮 56         エノラ・ゲイ乗組員の〜 62
羊ヶ丘原水協 63
.      8・15北の詩人会議 66    署名にご協力を 68
羊ヶ丘原水協 77
.      羊ヶ丘原水協 93       宮本太郎の記事・サンデー毎日 94
村山精二ブログ 133     高畑滋・読者の声(道新)151  羊ヶ丘原水協 155
道原水協・羊ヶ丘原水協 158 道原水協 166
.        羊ヶ丘革新懇学集会 178
道新社説イラク武器輸送 179




 
石出し/吉田昭子

私達姉妹四人で
畑の石出しをした
大きい石 小さい石
一つ一つリヤカーに投げこんだ
投げこむたびに
ガラガラと大きな音がする
一ぱいになったら川へ運んでなげた
とても重い
手もだるくなった
畑の高い所 低い所
いたるところにゴロゴロしている
しはじめはこんなにたくさんあるのか
と思ってうんざりした
この石ころいつになったら
畑から消えるのだろうと思っているうちに
やっと拾いおわった
姉達の顔には
安心の色が見えた。

 この1年間の合本です。全部で35号まで発行したようです。紹介した詩は空知郡母子里中学校の生徒の作品で、たぶん1950年代のものだろうと思います。〈
石出し〉を経験した人は少ないでしょうが、良い〈畑〉を作るためには大事なことだと実感しています。拙宅の裏の80坪ばかりの畑は、以前は蜜柑畑でした。数年前に老衰した木を全て撤去して普通の畑にしたのですが、厄介だったのは〈石ころ〉でした。〈とても重い〉〈大きい石〉こそ無かったものの、〈小さい石〉でも耕耘機や鍬の邪魔になります。石が出るたびに1個1個取り除いたことを思い出しました。ですから、〈やっと拾いおわっ〉て〈安心の色が見えた〉ということがよく理解できます。そうやって良い畑にしていって、それを中学生だろう〈私達姉妹四人〉も手伝う…。ここには畑を改良しながら経営を安定させようという農家の努力が見えて、良い詩だなと思いました。

 なお、この合本を改めて拝読すると、拙HPが数多く採り上げられていました。もちろんその都度承知はしていたのですが、こうやって合本になって、その多さに驚いています。ありがたいことです。これからも採り上げていただくに値するものになるよう努力したいと思います。




文芸同人誌『槐』27号
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2009.12.25 千葉県佐倉市
槐編集室・遠野明子氏発行 600円

<目次> レイアウト/じけみつお
小 説  赤城山 江時 久 4
詩    夕やけと少年/石段 丸山乃里子 42
エッセイ 典雅な墓/佐倉新町なる泉屋 倉田茂 70
詩    ながれる/花 野澤睦子 62
短 歌  みずいろの陣 中里眞知子 66
小 説  すきま風 木下伊津子 46
     おじいちゃん戦争 乾 夏生 78
編集後記 114 受贈誌御礼 61




 
おじいちゃん戦争/乾 夏生

    1

 神崎は同僚の花房と連れだって、駐輪場を出た。
「小春日和で、助かるね」
 正面から射す西日に眼を細めながら、花房が言った。ここ数日は暖かい。
 神崎は駅近くの市営駐輪場で働きだして二年になる。定年退職後に、妻の滝江に尻を叩かれて見つけた仕事である。早番朝五時−十一時、昼番十一時−五時、遅番五時−夜十一時。時給は昼番が八百円、早番と遅番は千円で二百円高い。年金支給は六十五歳からだから、まだ一年先である。少なくとも、それまでは働かねばならない。
「それじゃ、私はここで……。飯食って行きますから」
 花房が片手を上げた。花房は六十六歳、七年前に妻を亡くして独り暮らしだ。身ぎれいにしていて、ひもネクタイと七宝のループタイを欠かさない。さほど髪も後退せず、二、三歳は若く見える。しかし、洗い過ぎた野菜のような風情が、かえって懸命に維持している生活の寂蓼を漂わせるようだ。
 神崎は駅裏へ行く花房と別れて、歩きだした。彼の家は駅から徒歩十五分の住宅地にある。防災無線が頭上で喋りだした。語尾を引き伸ばす女声のアナウンスが、空中へ泳ぎ出た。
「こちらは蜂王子市役所です。午後二時頃、山田町にお住まいの只野年男さん、男性六十五歳が行方不明になっています。身長一六〇センチくらい、痩せ型……髪は白髪まじり、グレーの上着に、焦げ茶のズボンをはいています……お心当たりの方は、最寄りの交番、市役所までご連絡下さい」
 週に一度は、徘徊老人探しの放送がある。それを聞くたびに、黒い鳥影に似たものが胸で羽ばたく。認知症の発症は、低年齢化しているという。神崎だって何時そうならぬとも知れないのだ。

 玄関には鍵が掛かっていた。
 滝江が絵画教室に行く日なのを思い出した。その他にスイミングスクールとフラダンスのサークル、五十九歳の滝江は過に三回は出かけて行く。神崎は夕刊を取って、無人の家に入った。
 ダイニングキッチンのソファーに座って、夕刊を広げた。それを眺めながら、コップ酒を飲み始めた。七時半になったが、滝江は戻らなかった。テレビをつけると「ズームアップ現代」が始った。社会問題を取り上げて、識者が論評する番組である。月曜から金曜まで、三十分間放送されている。
「皆さん、今晩は。ズームアップ現代の時間です。国会では改正年金法の審議中ですが、今日は背景にある高齢化社会にスポットをあてます」
 女性キャスターが言った。
「我が国は世界一の長寿国ですが、高齢化社会審議会委員で評論家の、村雨正二郎さんにお越しいただきました。村雨さん、よろしくお願い致します」
「高齢化社会ではない、高齢社会だ」
 村雨がこんなことも知らないのか、という顔で、にべもなく訂正した。
「六十五歳以上の人口が七パーセントを超えれば高齢化社会、十四パーセント超が高齢社会だ。我が国はついに昨年、二五パーセントを超えた」
「そうしますと、ウルトラ高齢社会とでも申すべきでしょうか?」
 女性キャスターは村雨からの指摘をさり気なく取り繕った。
「先日、都内の老人ホームで、七十歳の老人が入居者を刺殺しました。身寄りもなく、日頃はホームの花壇ばかり弄っている、ごくおとなしい老人でした。それが見舞客の多い隣室の老人を、突然刺し殺したのです。原因は人間関係のもつれとも言えない、唐突な爆発です」
 事件があった老人ホームの建物が映った。玄関横の花壇で、黄色い小菊が撒いたように咲いている。犯人の老人が咲かせた菊なのか。
「法務省の犯罪白書によりますと、高齢者犯罪が激増しています。多くは万引きなどの微罪ですが、高齢者達に何が起こっているのか? この事件を、村雨さんはどのように受け止めますか?」
 村雨は目尻は垂れているが眼光の鋭い眼を、女性キャスターに向けた。辛口で高飛車な論調が、村雨の売りである。まだ五十歳にはなっていないだろう。
「一言で言えば、現今の高齢者は成熟する力を失ったと言える。長く生きることを望むあまり、枯淡の境地など無縁なんだ」
「高齢者が被害者になるケースも多発しております。詐欺事件では被害者の多くを高齢者が占めていますし、介護に疲れた家族による老人虐待、殺害、心中も続発しています」
「私は高齢者を二分して考える。一つは壊れ物化して社会規範を逸脱する加害者層、二つは被害者となる弱者層だ。しかし、求められる社会政策は一つかも知れない」
「高齢社会はさらに進展してまいりますが……」
 村雨はパネルを出した。
《高齢社会――少子化――年金破綻――長寿医療破綻――介護保険破綻》
「高齢化と少子化は双子の社会問題だ。高齢者の急増と労働人口の減少で、若年人口一人が高齢者一人を養う時代がくる。過疎化と高齢化で人口の五割が六十五歳以上で、社会的共同生活を営めない農村を限界集落と呼ぶが、都市でも限界団地が激増している。国家全体が限界集落化しつつある」
「村雨さんが座長である、高齢社会審議会に触れていただきたいのですが」
「抜本的解決策を、審議中だ。画期的な答申になる」
「抜本的と申しますと……」
「現段階では申し上げられないな」
「今日はどうも有難うございました……」
 女性キャスターがやや未消化な顔つきで頭を下げた。年寄りは余計者、と言わんばかりの村雨正二郎の口調が刺々しく耳に残った。

 滝江は八時過ぎに帰ってきた。
「腹が減った……」
「夕食は食べて来て下さいって、朝、言ったじゃありませんか」
「そうだったかな」
「今からぼけないで下さいね……教室の人達とお茶していたのよ。あたしにもおつきあいがあるのですから」
 神崎は押し黙って、二杯目のコップ酒をすすった。滝江は仏頂面で、フライパンをガスレンジに掛けた。手っ取り早いハムエッグあたりで誤魔化すつもりだろう。なぜ滝江と一緒になったのか、この頃はとんと思い出せなくなった。(後略)

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 紹介した作品は93枚の中篇です。冒頭の「1」のみを転載させていただきましたが、最終的な章立ては「14」まであります。このあと政府が思わぬ方針を採って、老人たちが戦争に狩り出されるというおもしろい作品です。機会のある方は続きを読んでみてください。現代日本の高齢社会を描いた傑作です。
 「1」だけでも文章のおもしろ味が判っていただけると思います。〈しかし、洗い過ぎた野菜のような風情が、かえって懸命に維持している生活の寂蓼を漂わせるようだ〉、〈現今の高齢者は成熟する力を失ったと言える。長く生きることを望むあまり、枯淡の境地など無縁なんだ〉などのフレーズには痺れました。
 なお〈高齢化社会〉〈高齢社会〉〈限界団地〉には傍点がありましたが、ブラウザではきれいに表現できないので割愛してあります。ご了承ください。




『千葉県詩人クラブ会報』208号
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2009.12.20 千葉県茂原市 斎藤正敏氏発行 非売品

<目次>
第31回ちば秋の詩祭 1
小柳玲子氏講演「芸術の命――不運の画家ジャン・デルヴィルをめぐって」 4
佐藤三夫氏講演「定型詩と伝統の問題」 5
ラジオドラマ風「金子みすゞの生涯」 6
高安義郎氏が県教育功労者に 7
新会員紹介 7
千葉県詩人クラブ文学散歩の報告 伊藤左千夫を訪ねて 8
追悼・天彦五男氏 宮内泰彦 9
新会員紹介 会員活動 9
受贈御礼 編集後記 10




10月18日(日曜)午後1時、千葉県教育会館203号室において「ちば秋の詩祭」を開催。2年ぶりの千葉市での詩祭で、例年以上に多くの参加者をみることができた。佐藤三夫氏、小柳玲子氏の興味深い講演と末原正彦氏の手になる詩劇などで内容の濃い集いとなった。

 会は高崎忠氏、金子仁氏を初めとした5人の会員による詩の朗読の後、当会会員で千葉大学名誉教授である佐藤三夫氏による講演「定型詩と伝統の問題」、日本現代詩人会の小柳玲子氏による講演「芸術の命――不運の画家ジャン・デルヴィルをめぐって」が行われた。
 佐藤三夫氏はアリストテレスの詩の定義から説き起こして、詩の正統は定型詩であること、詩の本質は歌うことにあり、音楽性、虚構性の意義へと展開した。小柳玲子氏はみずから制作したベルギー象徴派の画家ジャン・デルヴィルの画集を参加者に配って、代表的な絵の魅力を語りつつ、この画家の想像力における輝きと衰退を述べることで、詩人を含めた芸術家の生のありかたを指し示した。おふたかたともに詩のあり方を考えさせる内容の濃い講演であった。
 またパフォーマンスは、昨年の『奇妙な関係――中原中也』と同じく、末原正彦作・演出による『(ラジオドラマ風)金子みすゞの生涯』。金子みすゞ=山中真知子、弟正祐=秋元炯ら9人により、「大漁」「私と小鳥と鈴と」など14編の代表的な詩を散りばめながら、金子の作品の魅力とその悲劇的な生を辿る好演だった。末原氏の鮮やかに金子みすゞのエッセンスを凝縮した脚本と、初挑戦とは思えぬほどの野村俊氏の効果音の見事さ、全出演者の幾度もの稽古が結実した舞台だった。
 詩画・詩書展は会場の後方スペースで開催された。場所的な余裕は少なかったものの、多彩な出展作品は見る者の眼を惹いた。
 詩祭当日のもうひとつの楽しみは新しい『千葉県詩集』を手にすることだろう。前原武理事が、詩集への参加を呼び掛け、編集から制作まで尽力された「第42集」がこの日刊行を見、配布された。
 今年は千葉市での開催ということもあって70名という会場を埋め早くす多くの出席者となった。詩祭後の千葉駅近くの居酒屋での詩話会にも約40名の参加があり、最後まで熱気が冷めやらぬ集まりとなった。

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 写真も多く使われた見やすい誌面です。ここでは冒頭の「第31回ちば秋の詩祭」の報告を紹介してみました。コンパクトに全体像が伝えられている良い文章だと思います。千葉県詩人クラブの益々のご発展を祈念しています。






   
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