きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2008.11.21 静岡県裾野市・五竜の滝 |
2008.12.6(土)
その3
○前原正治氏詩集『水 離(か)る』 |
2008.11.20
東京都新宿区 土曜美術社出版販売刊 2000円+税 |
<目次>
日の照り 6 辛夷 8 夭折 10
こおろぎ 14 いのちの際(きわ)に 16 水 離(か)る 18
「世の深みの子供たち」への断章から
拒まれて 22 無の安息 25 夜明けの海辺 27
青くそよぐ 29 縁を巡る 31 世の果てで 33
偶感 36 地球の(浮かび) 38 憎しみがそよぐ 40
殴り合い 42 虚ろな夕ベ 46 油に浸り 50
黒い瀑布 52 鬼の人 54 自ら身を投げる者 58
眼 62 海鼠の揺れ 64 黒い太陽 66
意識の奥の 70 月への寂滅 72 歌 76
言葉の根 80
満月幻視(ヴィジョン)
鱗 82 馬 83 空 84
裏側 85 頭蓋 86 黄泉の水 87
地球 88 岩 90
あとがき 94
(帯文より)
神も鬼もない
この地で
すでに
流砂の一粒と化した子供の
見開いたその瞳には
何も映っそいない
はかないもの、小さく弱いもの、虐げられているもの、傷つき死に近いもの、死に赴くものなどの深い淵からの嘆きや苦しみに果てがない。いま、詩作をし詩集を編むという行為はどんな意味をもつか。「いつ来るかわからぬ死に脅かされた人間の眼に価値を失わないものでなければ、おそらく詩でも芸術でもない」という、ポーランドの詩人ミウォシュの言葉が心に浮かぶ。(本書「あとがき」より)
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本詩集中の「辛夷」はすでに拙HPで紹介しています。ハイパーリンクを張っておきましたのでご参照ください。
○会報 『ヒロシマ・ナガサキを考える』93号 |
2009.1.1 東京都葛飾区 石川逸子氏編集 200円 |
<目次>
守屋ミサさんを訪ねて P2 詩・K部長(高原村夫) P11
広島で死んだ少年少女たち(関千枝子)P12 中島龍美さんを偲んで P22
師・深川宗俊の思い出(相原由美) P29 「従軍慰安婦」問題決議 P32
詩・花の香り(御庄博実) P36
○詩誌『石の森』147号 |
2008.12.1 大阪府交野市 非売品 金堀則夫氏方・交野が原ポエムKの会発行 |
<目次>
月を抱く/夏山なおみ 1 写真/美濃千鶴 2
少女の秘密/西岡彩乃 3 Nap/山田春香 4
出発時刻/石晴香 5 夢のスリア/石晴香 5
長靴のくつ 7
《交野が原通信》第二六二号 金堀記 8
なんば・みちこ詩集『下弦の月』を読んで/美濃千鶴 9
あとがき
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