きょうはこんな日でした 【 ごまめのはぎしり 】 |
2009.6.11 掛川・加茂花菖蒲園 |
2009.7.11(土)
午後から東大駒場で日本詩人クラブの7月例会が開催されました。先月の関西大会を除けば、新理事会での実質的な初例会です。いままでは午後の例会の前に、午前中から理事会が開かれていたのですが、5月の総会で規約により理事を解任された私は理事会への出席義務がなく、4年ぶりに午後から参加しました。ゆっくり例会に出席するというのは、なかなか良いものです(^^;
新理事会第1回の例会は、恒例により新理事長・新会長の講演です。細野豊新理事長は「世界の中の日本詩人クラブと私」と題して、長くJICAの仕事で中南米に駐在していた経験をもとに、東西の文明史から始まり、来年の日本詩人クラブ創立60周年事業にからんでインドとネパールから詩人を招聘する意義を語りました。
比留間一成新会長は「現代詩 徒然草」と題して、T自身の生きる目的、平和以外にはない、U世界の動向と共に日本の歴史を知ること、V詩人はことばを遺さなねばならない、と3点を章立てで分かりやすく自論を展開しました。
写真は新会長の講演の様子です。梅雨の晴れ間の爽やかな一日、80名を超える人が、新理事長の情熱的なお話、新会長の飄々としたお話に惹き込まれました。会員・会友の皆さん協力し合って、今後2年間の舵取りに期待しましょう!
○有馬敲氏詩集『古都新生』 |
2009.8.15 大阪市北区 竹林館刊 2000円+税 |
<目次>
新年 八 ありがとさん 一〇 そうやなぁ 一二
臆病者 一四 いけず 一八 五月 二○
走り梅雨 二二 仕事 二四 ポスト・モダン 二六
いのち 二八 ないしょ話 三○ バス停留所前 三二
いましめ 三四 そうとちゃいまっか 三八 飛蚊症 四○
いけず 続 四二 いじめ 四四 夢 四八
サムライ・ブルース.五○ べっぴんさん 五四 自由時間 五六
陰口 六○ 休刊日 六四 キリマンジャロ 六八
憂さ晴らし 七〇 脳ドック 七二 さくら紅葉 七四
蘆山寺にて 七六 タデ食う虫 八○ こたつ記念日 八四
後書 八八
カバー図・京都明細大地図 江戸時代(京都市歴史資料館蔵)より
写真協力 甲斐扶佐義
装帳 工房*エピュイ
(帯文より)
ジャズやロックでも
ライヴを全身で聴くのがええで
CDをまわして興奮して
踊ってよろこんでるようではあかん
ケータイやネットにはまるのも
眼を悪うするだけで考えもんやな
詩のことばはどのようにして批評の力を持てるのだろうか。詩人は平凡な日常のことばを、ユーモアを交えた絶妙な語り口で、詩のことばに高めていく。たおやかな京ことばのなかに貫かれた強靭な批判精神の魅力。
*本詩集中の「いのち」はすでに拙HPで紹介しています。ハイパーリンクを張っておきましたのでどうぞご鑑賞ください。
○『関西詩人協会会報』54号 |
2009.7.1 堺市南区 横田英子氏方事務局・杉山平一氏発行 非売品 |
<本号の主な記事>
1面 関西詩人協会15周年記念・イベント『朗読と詩の未来』
2面 日・英語アンソロジー『言葉の花火』2009現状報告
西日本ゼミナールのご案内
3面 ポエム・セミナー「自作を語る ]」佐藤勝太氏
4面 ポエム・セミナー「自作を語る ]」中尾彰秀氏
5面 新入会員紹介・運営委員会の模様・ホームページ情報
6面 会員活動・イベント
○詩と評論『操車場』26号 |
2009.8.1 川崎市川崎区 田川紀久雄氏発行 500円 |
<目次>
■詩作品
タダイの末裔 ――1 坂井信夫 1 焔 長谷川忍 2
何処までも生きていたいが 田川紀久雄 4
■俳句 夏帽子 井原修 6
■エッセイ
逆さ円錐の内部構造と役割(その一)――つれづれベルクソン草(13)―― 高橋 馨 8
削り屋は見た ――DPCのとばっちり(下) 野間明子 10
天童大人氏の同いかけに対して 田川紀久雄 12
合いたい人は 坂井のぶこ 14
末期癌日記・六月 田川紀久雄 15
■後記・住所録 27